PAUL SIMPSON

singles

  • Revolutionary Spirit / THE WILD SWANS
     ティアドロップ・エクスプローズ脱退後、ポール・シンプソンが結成したのがワイルド・スワンズ。 ビル・ドラモンドが設立したZOOレーベルより1stシングル「Revolutionary Spirit」(82年)をリリースしたが、 ポールはこのシングル1枚のみを残し、ワイルド・スワンズ名義での活動を停止してしまった。 B面曲「God Forbid」ともども、ZOOのコンピレーション『The Zoo Uncaged 1978-1982』で聴くことが出来る。 プロデュースは元エコー&ザ・バニーメンの故ピート・デ・フレイタスで、彼がドラムも叩いているようだ。

  • Flaming Sword (12")/ CARE
     イアン・ブロウディとともに結成したケアーが83年にアリスタからリリースした2ndシングル(KBIRD112)。 B面は「MISERICORDE」「ON THE WHITE CLOUD」で、3曲ともシンプソン/ブロウディの共作。

  • Young Manhood / THE WILD SWANS
      USプレスの1曲入りプロモCD(PRO-CD-2964)。1stアルバム「BRINGING HOME THE ASHES」 のオープニング・ナンバーだが、このアルバムは88年にアメリカで先行リリースされた。

  • Invisible / SKYRAY
     ワイルド・スワンズ後、長い沈黙を破りポールが立ち上げたユニットが スカイレイ(実際は彼のワン・マン・プロジェクト)。本作はその1stシングル(97年)で、 クリアー・ヴィニールの33回転10インチ盤としてリリースされた。A面のプロデュースがかつてのバンド仲間(ドメスティック・インダストリアル)、 ウィル・サージェント(エコー&ザ・バニーメン)で、B面のプロデュースがヘンリー・プリーストマン(元イッツ・イマテリアル〜クリスチャンズ)。 ということで、いやが上にもかつてのワイルド・スワンズの再来を期待 してしまうが、両面ともインスト。


    albums

  • diamond & emeralds / CARE
     イアン・ブロウディとポール・シンプソンが83年に結成したユニット、ケアーはたった3枚の シングルを残し解散した。本作は97年にシングルとアルバム用の曲を集めてリリースされた コンピレーション。裏ジャケに「Rescured from the vaults, CAMDEN proudly presents....」と あるが、本当によくぞリリースしてくれたと拍手を送りたい。歌詞的にはロマンティック すぎる面がなきにしもあらずだが、シンプソンのマイルドな歌声に絡む アコースティックとエレクトロニクスを巧みに融合させた不思議にノスタルジックなサウンドは、 聴く度に心が高揚してくる。シングル・カットされた「フレイミング・スウォード」はその代表。 7インチと12インチでミックスを若干変える(♪Who will buy my flaming sword♪の後のピアノ等) など、ツボを押さえた構成も絶品。後の二人の活動を見る限り、このケアーでの活動が二人に与えた 影響は、かなり大きかったと思われる。

  • BRINGING HOME THE ASHES / THE WILD SWANS
     ケアーをへたポールが、元ロータス・イータズのジェレミー・ケリーらとともにワイルド・ スワンズを復活させ、リリースした1stアルバムが本作(88年)。マイルドなポールのヴォーカルと、 ジェレミーのギターの組み合わせは絶品。曲も明るくポップで、名曲揃い。プロデューサーの ポール・ハーディマンはエンジニアとしても有名で、ケイト・ブッシュが72トラックで レコーディングした『ドリーミング』のミキサーとしても知られている(ポール・ハーディマンは 『ドリーミング』でヴォーカル?も披露している。アルバムの最後を飾るエキセントリックな ナンバー「狂気の館」で、曲の最初と最後に聞こえる"Eeyore"といういささか狂気じみた叫びが それ。)。

  • MUSIC AND TALK FROM LIVERPOOL / THE WILD SWANS
      『ブリンギング・ホーム・ジ・アッシェズ』 のプロモーションのため、米サイアーがリリースした5曲入りプロモCD(PRO-CD-3062)で、 曲と曲との間にジェレミー・ケリーのバンド紹介や曲紹介がはいっているという内容。 「Revolutionary Spirit」も特別に収録されており、 ジェレミーは「コレクターズ・アイテムだよ(笑)」と紹介している。 裏ジャケには「SPECIAL THANKS to BILL DRUMMOND」のクレジットがある。 ebayで11ドル(総支払い15.40ドル)。

  • SPACE FLOWER / THE WILD SWANS
     ポール・シンプソンがイアン・ブロウディを始め、アイシクル・ワークスのイアン・マクナブ、 クリス・シャーロック(ラーズにも一時在籍)らゲスト・プレイヤーを迎え、ワイルド・スワンズ 名義で発表した2ndアルバム(90年)。明るいメロディーとポール・シンプソンのマイルドな ヴォーカルは健在だが、1stに比べるとギターがより全面に出ている。

  • INCANDESCENT / THE WILD SWANS
     2003年にリイシューされたワイルド・スワンズのコンピレーション。 「REVOLUTIONALY SPIRIT」とそのB面「GOD FORBID」は、 それぞれオリジナル、USヴァージョン、ライヴと3ヴァージョンを収録。 USヴァージョンは基本的にオリジナルと同じだが、 「REVOLUTIONALY SPIRIT」の場合イントロが短く、サビの部分がダブル・トラッキングで ギターが全面に出たミックスとなっている。アナログでリリースされていたBBCのジョン・ピールの セッションも収録されており、パーフェクトと言っていい仕事。 CD2の最後「REVOLUTIONALY SPIRIT(Live)」終了後、長い無音部分が続いたあとに クレジットにはないシークレットトラック(インストで音質はよくない)を収録。 裏ジャケのビル・ドラモンドのコメントに納得。

  • LIVERPOOL CULT CLASSICS〜UNEARTHED Vol.1
     リヴァプールのインディ・レーベルViperよりリリースされたコンピレーション (01年)。ポール関係の曲が2曲収録されている。まずはワイルド・スワンズの2ndアルバムの オープニング・ナンバー「Melting Blue Delicious」の未発表ヴァージョン。 これはビル・ドラモンドが手を加えたヴァージョンで、女性ヴォーカルが加わり、 よりゴージャスな仕上がりとなっている。もう1曲はポールがティアドロップ・エクスプローズの 参加前にジュリアン・コープと結成していたバンド、ア・シャロウ・マッドネスの曲で、 「Straight Rain」という2分足らずのインスト曲。 ア・シャロウ・マッドネスにはイアン・マッカロクも参加していたらしいが、 この曲には参加していない。

  • LIVERPOOL CULT CLASSICS〜UNEARTHED Vol.2
     今回もポール関係は2曲。 ティアドロップ・エクスプローズの「Camera, Camera」はエリックスでのライヴ(79年)で、 もちろんポールがキーボード担当。それからThe White Capsuleというグループの「Arstal Girl」という曲(94年)が収録されているが、 ポールがワイルド・スワンズとスカイレイとの間の時期につくっていたバンド。 ポールはキーボード・ベース・ヴォーカルを担当し、曲もポールがつくっている。 ゆったりとしたメロディーにマイルドなヴォーカルがマッチした彼らしい佳曲。

  • TRANQUILLISER / SKYRAY
     長らく沈黙を守っていたポールが新たに立ち上げたワン・マン・プロジェクトが スカイレイであり、本作はその1stアルバムである(98年)。が、残念なことに全曲インスト。 ワイルド・スワンズの2ndアルバムのラストに「Sea Of Tranquility」(元々の意味は月にある「静かの海」) という本作のタイトルを思い出させる曲が収録されているが、10分を越える曲ながら全体の3/4が インストだった。そのインスト部分を彷彿とさせる作品。全6曲のうち3曲は ヘンリー・プリーストマンのプロデュースだが、彼は残り3曲のうち2曲でエンジニアをつとめている。

  • WOMB / SKYRAY
     スカイレイ名義での2作目(99年)。プロデューサーは前作通り ヘンリー・プリーストマンだが、なんと全1曲70分20秒。 今回もポールのヴォーカルは一切なしで、ワイルド・スワンズ時代の彼を知る人には、 単調なインストを1時間以上も聴かされてはたまったものではないだろう。 眠れない人には重宝するかも?

  • MIND LAGOONS / SKYRAY
     スカイレイ名義での3作目(99年)。バンド形態になったことで、 前2作に比べるとかなり聴きやすくなった。ジャケットのイメージそのままの アンビエントな世界が展開される。プロデューサーは前2作同様 ヘンリー・プリーストマンで、今回はピアノやムーグでもクレジットされている。 他にはJohn Lawrence(聴いたことあるような....?), Longstone(?...どんな人?), Alan Holmes といった人たちがクレジットされている。タイトル・ナンバーにおける ナレーションでクレジットされているTenzing Scott-Brownなる人物は、 ビル・ドラモンド。


    the official site of
    Paul Simpson, Skyray and the Astral Girl record label