科学と技術の諸相2020/10/17 更新
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★★新著のお知らせ★★

下記の通り、ページ制作者(吉田)の新著が2020年10月17日に刊行されました。

高校物理再入門 この世界の謎を解き明かす 高校物理再入門」
(→技術評論社のページへ *直接販売あり/→Amazonの該当ページへ

吉 田 伸 夫 著
技術評論社
定価(本体1,980円+税)
A5判/232ページ
発売日 :2020年10月17日
【出版社からの内容紹介】
「「物理は高校で勉強した」と思っているあなたに言いたい。真の物理学は,高校で学んだことのほんの少し先にあると。」
(本書「はじめに」より)

高校物理で学ぶ内容を著者独自の視点でまとめ直し,指導要領にはできるだけ従いながらも,原子内部からブラックホールまで具体的な事例と結びつけて,ていねいに解説。
本書を読めば,物理学がまさに,世界とは何かを知ろうとする人間の営みであると,実感できるでしょう。


※著者による仮タイトルは『高校物理再入門』だけでしたが、出版社が、思いっきり名前負けしそうな副題をつけてくれました。
※2020年ノーベル物理学賞の対象となった「天の川銀河中心にある超巨大ブラックホールの重力の影響」について、p.36で簡単に解説しています。

他の著書の紹介

★★オンライン講座の予告★★

 朝日カルチャーセンター新宿教室で、ページ制作者(吉田)によるZoom利用のオンライン講座が開催されます。概要は次の通り。

時間の謎を解明する 科学が捉えた時間の本質
【概要】 ニュートン力学では、時間が宇宙全域で一様に流れるとされますが、時間が流れることを示す理論的・実験的な証拠は、実は何もありません。相対性理論によると、過去から未来にわたって、全ての場所に固有の時間がある考えられます。それだけがリアルな「現在」という特別な時刻もありません。それではなぜ、多くの人が、時間とは現在が刻々と推移する流れだと感じるのでしょうか? エントロピーの変化に注目すると、その理由が、宇宙の始まりであるビッグバンにあることが示されます。ビッグバンが何もない“まっさらな”状態だったからこそ、あたかも時間が流れているかのような継起的な変化が生じるのです。本講座では、相対論とビッグバン理論を組み合わせることで、物理学的な時間の本質を明らかにしたいと思います。
【日程】 2020年12月18日(金曜) 19:00〜20:00 (1回)
【受講料】 会員 2,310円 一般 2,860円
 →朝日カルチャーセンター新宿教室の紹介ページ

※現在、ネットで「Zoomとはどんなものか」を調べている段階です。何か不安だなぁ〜。

★★気になるニュース★★

神経細胞は再建可能か? iPS細胞移植(20/10/17)

 神戸市立神戸アイセンター病院は16日、iPS細胞から作成した直径1ミリほどの神経網膜シートを移植する手術を実施したと発表した。手術を受けたのは、遺伝的疾患により視細胞が徐々に死滅する「網膜色素変性症」の患者で、10年以上前に発症し現在は明暗がわかる程度だという。
 iPS細胞(人工多能性幹細胞)は、皮膚などの体細胞に多能性誘導因子と呼ばれる遺伝子を導入することで、さまざまな組織に分化する能力を復活させた細胞。再生医療の切り札とされ、これまで各地の研究機関で臨床研究が進められてきた。世界初の臨床試験は、理化学研究所などのグループが2014年に行ったもので、「加齢黄斑変性」の患者にiPS細胞から作成した網膜組織を移植した。これ以後、角膜、血小板、心筋細胞などがiPS細胞から作られ患者に移植されている。
 2018年には、iPS細胞から誘導したドーパミン神経前駆細胞をパーキンソン病患者の脳に移植する治験が京都大学のグループによって行われた。これは、不足するドーパミンを補充するためのもので、神経を再建しようという試みではない。
 今回の手術は、あくまで臨床研究の一環としてガン化の有無や神経網膜シートの生着を確認することが主目的であり、移植したシートの面積が小さいため大幅な視力回復が期待できるわけではない。しかし、視神経が再建されて光を感じられるようになれば、これまで不可能だった中枢神経系の再建への道を開く画期的なステップとなる。
(→過去の「気になるニュース」

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★★吉田の近況★★


★★Q & A★★

質問 細菌は人間と共生して役にも立っていますが、 ウィルスも人間と共生して役に立っているのでしょうか?【その他】
質問 『時間はどこから来て、なぜ流れるのか?』を読ませていただきましたが、短い「まとまりを持つ意識」ではなく、「一生の全ての時間の意識」を一斉に感じられてもおかしくないのでは、と思いました。このことに何か論理的あるいは物理的な説明がつけられないでしょうか。また、時間が流れる感じが物質に内在するものではなく、外部から動かされるものという説は全くありえないのでしょうか。【その他】
質問 もし慣性質量と重力質量が違ったら、どのようなことが起こりますか?【現代物理】
質問 人間は、同じ星に住んでいるため環境問題を共有してしまいますが、 将来他の惑星に進出するようになっても、何か宇宙規模の環境問題に悩まされるようになるのでしょうか。【環境問題】
質問 速さは光速が上限と聞きましたが、回転に上限はあるのでしょうか。大きさがなければ、少なくとも光速の制限にはひっかからない気がしますが。【現代物理】

【告知】2019年12月をもって、Q&Aコーナーで利用してきたメールデコードのCGIが提供中止になったため、当ホームページ内部から質問を受け付けられなくなりました。そこで、代わりにQ&Aの一部を掲載するブログを開設し、そのコメント機能を介して質問できるようにしました。以下のリンクからブログにアクセスしてください。
 なお、ブログの仕様により、トップページからはコメントできないので、個々の質問/回答のページでのコメントとして質問をお送りください。すぐに表示はせず、いったん吉田が質問を受け取り回答を作成してから、新たな質問/回答として掲載します(様子を見て、方式を変更するかもしれません)。
 また、「気になるニュース」を独立させたブログも開設しました。内容は、当ホームページと同じです。
ブログ「科学と技術の諸相 −Q&A−」
ブログ「科学と技術の諸相 −気になるニュース−」
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この世界についての仮説
(同じ著者による独立したページ)

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