pneumothorax
 
 
■気胸とは    ■自然気胸とは

肺内ではなく、胸腔内に(普通は存在しない)空気が
流入・貯留し、そのため肺が虚脱(縮小)した状態を
気胸といいます。
臨床においては、次の4通りに分類されます。
1. 自然気胸
2. 続発性気胸
3. 外傷性気胸
4. 医原性気胸
このほか、女性に見られる月経随伴性気胸や
診断・治療のにおいて、胸腔内に空気を注入する
人工気胸などがあります。これらの気胸のなかで
圧倒的に頻度が高いのは、自然気胸であり全体
の90%以上を占めます。
自然気胸は、肺に突然穴が開き(胸膜下気腫性嚢胞の
破裂)、空気が胸腔内に漏れて肺が圧迫されて縮んで
しまう病気で、突然かなり激しい胸の痛みに襲われ、
息苦しさや咳などの症状を伴います。
まれに肩凝りや胸部違和感のような軽い症状の人もいます。
両側の肺に同時に起きれば命に関わることもありますが、
そういったケースは少なく、たいていは片側の肺に起きます。
自然気胸の発症年齢は15歳から20歳代が最も多く性別
では男性が女性の4倍で体型的には背が高くやせた人
に多くみられます。
 
 

 
■成因について

自然気胸になる人は、もともと肺胞の先に小さくて薄い風船のような弱い袋(ブラ・気腫性嚢胞)をもっていて、
この袋が何かの拍子で破裂することによって自然気胸が起きるのです。
なぜブラができるのか、なぜ破れるのかということはまだはっきりとわかっていません。
つまり自然気胸と呼ばれているのは、なんの原因もなく自然に起きるからなのです。
しかし気胸の中には、肺気腫や肺線維症、肺結核などの病気が原因で起きる気胸もありこれを「続発性気胸」と呼び
自然気胸と分けています。自然気胸は1970年頃から急激に増え始めましたが、発症の原因と同様に増加の
原因もはっきりとはわかっていません。しかし大気汚染や喫煙と密接な関係があるといわれています。

 
■治療法として

<保存的治療>

<外科的治療>

1. 安静 

安静のみによる治療です。もち再発率が高い。
楽だけど。
1回目ならこれでもいいかもしれないが再発するのは
いやだから何かしらの処置はして欲しいですな。
 
 
 

 


1. 開胸手術

胸腔鏡手術が普及するまでは、胸部を約7cmから25cmの
皮膚切開を加え、ブラ・ブレブの縫縮や切除がなされて
いました。胸腔鏡手術が行われるようになった現在でも、
私がはじめてかかった病院ではこの開胸手術しか
できないといわれました。施設によって手術の方法
が異なるのでしょう。ただ開胸するぶん胸腔鏡手術より
も見て確認できる範囲が広いため再発の可能性は
かなり低いといえます。
 

2. 穿刺脱気(胸腔ドレナージ)

胸腔にドレナージチューブ(外径5から10mmの
専用ビニール・チューブ)を刺入し、胸腔内の空気を
体外に排出します。この場合、胸腔内圧を大気圧
より5から10cmH20だけ低い状態で持続的な陰圧
吸引をかけ脱気します。
穿刺脱気による治療成績は、手術療法にくらべ
再発率が高い。再発率を軽減させる目的で胸膜
癒着剤の注入を行うことがあるようですが、
結構な痛みを伴います。また、変なふうにくっついて
しまったり、再発した時、手術をするのが難しく
なります。とにかく穿刺脱気も再発率が高いです。
私は再発しました。
 

2. 胸腔鏡手術

1990年以降、胸腔鏡手術が開胸手術より手術侵襲
(ストレス)、術後の疼痛及び手術瘢痕の審美的問題が
少ないので、普及するようになりました。胸腔鏡という
のは、約1cmの傷からカメラを胸腔の中に入れて、
肺の表面を観察する道具のことです。他に、2ヶ所の
小さい傷から道具を入れて、ブラを切除したり(私はこれ)、
縫い込んでしまったり、あるいは、レーザーメスや
電気メスをつかって焼灼したりするのです。
入院期間は4〜5日程度。ただ、手術をしても、
再発することもあり。再発率は5%〜10%程度と言われました。
3回目のオペはこれでした。
その5%に入らなければよいのだが・・・。
 


 


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