2002/10/13

「モーツアルト!」/日生劇場
 

cast : 井上芳雄、松たかこ、高橋由美子、久世星佳、山口祐一郎、市村正親、ほか



いろいろなとこでつっこみどころがあったんだけども。
井上君はエリザベートの頃に観て「若いな〜」と思ってたら今回少し大人になってました。 けどまだまだフレッシュでした。
市村さん、初めてあんな地味な役を観ました。子離れできない父親。安心してみてられます。 ただ彼自身はあれでいいのかしら。消化不良な気もするんだけどな。
姉の高橋さん、声の質がかわいらしいし、芯がある。役どころとしてつらいものがありました。
コンスタンツェ、松さん、ソロでは歌い上げてました。あんなにうまいとは。
久世さんはやっぱしかっこいい女ですねえ。
山口さんはいやらしい役を地のまま?のように演じてました。
吉野さんはおいしい役ですな。

お話なのですが、実際の彼もああいう人生を歩んでいたんですね。ちょっとびっくり。 宮廷の音楽家として自由気ままに音楽をつくって生活していたんだと 思ってましたが。旅をして、女や遊びに溺れて借金を作って。。。
構成はう〜ん。つっこみどころが何個かあったんだけど。どうなのかしら。 あれはあれでいいのよね。
大司教の馬車から降りてのトイレのシーンとか、あれ必要なの? それから、コンスタンツェが金目当てで モーツアルトの墓を見つけに来るシーン、オープニングから中盤、 ラストに入れてましたが、あれは、わからない。 何か意味があったん?あるのだろうけど。
彼はどうして死んだのか、ま、それは謎のままでいいのだけど、 この終わり方は、結局自分の精神世界で苦しんで亡くなる、 父親が亡くなって開放され、大人になった自分は・・・? という解釈でよいのかしら。もう一回くらい観ないとわからないかも (これは「エリザベート」にもいえた事)。
好きな部分は、影のモーツアルト。アマデはいいですね。あれはいい。

音楽はやっぱしむずい。「エリザ〜」もそう感じましたが、ヨーロッパの 音楽になれていないのもあるのかしら。歌ってる方もどう思っているのか わからないんだけども、「これはこの音階であっているのよね?」という とこがけっこうありました。ファルセットなのか、音はずしたのか?みたいな。

再び、「エリザ〜」ともに言えること、音楽も構成もすこし難しい。 一回ではちょっと理解しきれない部分があったかな。
これもいえることだけど、リピーターが多すぎる。山口ファンと井上ファン。怖いなあ。