2004/10/9

「新・明暗」/ 富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ

cast : 佐々木蔵之介、木野花、山本郁子、下総源太朗、小山萌子、土屋良太、鴨川てんし、中村方隆



2年前の再演。夏目漱石の未完の「明暗」を二兎社の永井愛さんが現代劇化。
なぜか地元でやるということでチケットをとってしまった。そしたら一番前の席。うきゃー。
しかも当日は台風がきてて。このお話の中で終盤、台風の場面が。しかも初日になんてタイムリーな。。。

舞台は黒のモノトーン。薄い壁を四角くくりぬいたようなモザイク。中心、回る舞台で津田の心情とダブらす。 その舞台裏でヒトがまわしてんのよ。ちょっとみえちゃうんだわさ。それはこの地方劇場だからなのか??

役者。 皆さん早がわりが大変。しかしうまいヒトばかりでう〜ん!すばらしい!

佐々木さん。痔ろうに苦しむ主人公。そこから金銭問題、友人関係、親と妹、上司の妻、過去の女、、、などとぐるぐる悩まされる役をまんま佐々木さんにぴったり。コミカルに動きまくり。結局はそんなお前だから、と否定されてしまうという。おかしい、んで憎めず、かわいいような。結局女の方がうわ手なわけです。
木野花さん。貫禄のある女。おもしろ真面目。
妻と過去の女、山本さん。妻役だけかとおもいきや。
小山さん、このヒト、すげー、って思っちゃった。両方の妹役なんだが、あの豹変ぶり。特に、津田の妹役ではおかしすぎる。「誠の・・・」のくだりやら。
下総さん、ちと好み。悪いヤツですが。

二兎社、永井さんのものは初めてなんだが、こういうものを書くヒトなのかしら。おもいっきりコメディではないですか。 長時間だったけどひきこまれて、笑わせて。結構好きなタイプ。役者もうますぎてがっつりはまっていて。
PlayBillを読むとだ、脚本家の大石静さんも二兎社のヒトなのだろうか? と、まあ、今後が気になるところ。