2004/10/10
「髑髏城の七人」/日生劇場
cast : 市川染五郎、鈴木杏、佐藤アツヒロ、池内博之、ラサール石井、
高田聖子、三宅弘城、粟根まこと、高杉亘、川原和久、ほか
春の「アカドクロ」、秋の「アオドクロ」。話は全く同じだが、キャストと演出を変えての「髑髏城の七人」。 アカさえ見れればいいや、って思ってたからそれほど気合をいれずチケットを取る。んでA席。日生の3F席で見るのは初めてだわ。
捨之介、染五郎。新感線(新感染?)に常連。当たり前のように主役をやります。着物での所作はさすがです。 セリフ回しも歌舞伎調な部分を出しつつ、かといってそれほど前面には感じられずにさらりと。 しかーし。97バージョンとアカドクロを観てしまった私は。どうしても古田さんのあの色気とかっこよさ、は捨之介そのものだったから、 どうも物足りない。女に目がないというところのエロさも染五郎だとちとムズいような。せりふや演出で違いをみせていたけれど。 彼が歌ったり、踊ったりするのかと思いきやそれもないしなあ。。。天魔王のほうは良かった。
杏ちゃん。芝居はめちゃうまいっす。せりふ聞こえもいいし。歌も訓練すれば絶対うまくなると思う。ただこの「沙霧」にしては元気がないような。
佐藤アツヒロの忠馬。これも古田さんとおなじく、橋本さんでの役という感じなんだよなあ。バカを突っ走る感は橋本さんであって面白いのであって。。。 かつ、セリフがよく聞き取れないよー。「♪夢はフリーダム〜」はずるいなあ。でも笑いがとれるのでしょうがない。
池内くんの蘭兵衛。うまくさらっとやっていたようです。この役ってアカドクロは水野美紀、前回は粟根さん。で、池内くんで、それぞれがそれぞれだっただけに普通に見れたのよね。粟根さんのはかっこよかったし、キャラがはまってた。水野さんは女ならではの色っぽさがあってこれもよかった。 池内くんも見栄えがよく、GOOD。案外「さらっ」て感じだったんだよね。なのでこれから舞台に出続けて欲しい人です。
ラサールの狸おやじ。この役ってムズいよね。でもキャラははまってた。このキャストに関してはアカよりはアオのほうが好きかな。
高田さんの極楽。最高です。97年のがアホと見せかけ実はやったるぜ、みたいなのが強くこのインパクトあって好きだったけど、今回のは高田色が出ててはじめから「姉さん!」な感じ。でもこれも好き。
三宅さん。よく名前はお見かけする方。こんなに面白くて動ける人だとは思いませんでした。失礼しました。ガ(カ)ンテツに関してはアオもアカも好き。
粟根さんの裏切りキャラ。出ましたソロバン、コロ助くん。いいなー。河野さんがこの固定かと思いきや、粟根さんもそんなキャラでした。いいです。
高杉さん。高田さんとの少しの絡みで、「この女は・・・」みたいなお楽しみが。声がよろしい。
川原さん。このキャラ、97年のとアカ、出てなかったような気がするんだが?
ううーん。 全体的にもっと派手で、歌や踊りがもーっともーっと出て来るんだと思って期待しちゃったよおー。 三宅さんと粟根さんで笑いがとれててこの点はGOOD! あと、高田さんと村木&山本の歌はばっちり楽しめた。 主役が歌って踊って、脇も歌って踊ってくれなきゃー。それが見れたのが97年のでした。 チャンバラと役者が見れたのがアカ。 アオは、、、若さと歌、が見れたということかな。
なんというか、再演て難しいよねえ。。。またそれを1度同じ役者でやってさらに別にもやる、というのは。 だからこれはこれ、あれはあれ。としましょう。まっさらな状態で見れば絶対面白いんだから。
しかし。。。贅沢をいったらアカとアオを足したバージョンが見たかった!!!