2002/6/1
「ダブリンの鐘つきカビ人間」/パルコ劇場
cast : 水野真紀、大倉孝二、橋本さとし、長塚圭史、中山祐一朗、山内圭哉、及川健、
田尻茂一、八十田勇、後藤ひろひと、遠藤久美子、池田成志、若松武史
とにかく分かりやすく、すんなり入り込める、そしてかなり面白い。後藤さんの脚本・G2さん演出ははじめてみましたが、私の好きなお芝居のひとつになりました。
とにかく濃すぎるメンバー。その中で女性陣もがんばっていました。特にエンクミちゃん。うまいですね。声も届いているし。しかもかわいい。あの中で笑いに参加しない役でしたががんばっていました。
水野さん。おさえ役なかなかでした。ただ、あの中ではちょっと印象が薄かったかも。
大倉さん。カビ人間、すばらしかったです。彼にしかできないでしょうね。つらい役どころをうまく、そしていい表情で演じていました。初めに登場したところ、「でけ〜!!」と思ったのは私だけでしょうか。あんなにでかかった??というびっくり感がしょっぱなにありました。
橋本さん。本領発揮の殺陣。ひときわめだってました。ぼけっぷりも楽しめましたし。
長塚さん。はじめて観ましたが、面白かったです。あれは脚本なのか地なのか、どちらでしょうか。
中山さん。パンフを見るとけっこう年いっていそうでしたが、舞台上では若い感じでした。中盤から変わっていきましたが、いい味のある面白さを持った人でした。
山内さん。すごくきれいな顔をして、笑いも分かっていて、悪くて、かっこいい人です。後藤さんの次に気になった人です。池田さんとの絡みもうまくいってるのかはずれてるのか、そんな感じが面白かった。
及川さん。スタジオライフは観たことないですが、イメージとしては繊細な演技をする人かと。でもここではべらんめい口調で声は意外と強くてや身体の軽さも披露してくれてこんなんもできるのではないですか!というのを世間に知らしめた、という感じでしょうか。この辺、彼自身はどう思ってやっているんでしょう。
池田さん。出ずっぱりでしたが、ここでも濃い演技を見せてくれました。でも周りにくらべたらその濃さも普通に見えていました。
若松さん。さすがですね。演技ではぴか一。あたりまえですね。
後藤さん。今回ので一番インパクトありました。かなりおかしい。そしてすばらしい。大好きになってしまいました。
全体的に、お話も役者さんも大満足の舞台です。終わり方も「ただではすまさねえぞ」ってとこがこれまたよいです。実は悲しいお話だけど間に笑いがたくさんあることがよかったんです。また、笑いの間もみなさんうまい。ラスト、カビ人間が殺されるとこ、泣く、まではいかなかったんだけど、そういう無理に泣かせようとするのも「さぶ〜」ってなるので、こんなんで私は大満足なのです。つまりは後藤さんの才能のすごさを知り、今後も要チェック、ということで。
関係ないですが、後ろの席にナポレオンズの小さいほうの方がいました。