2006/1/29

「クラウディアからの手紙」/世田谷パブリックシアター
 

cast : 佐々木蔵之介、斉藤由貴、高橋惠子、山西惇、池内万作、小林勝也、すまけい、ほか




無実の罪でロシアに抑留された蜂谷弥三郎さんと、50年間、夫を日本で待ち続けた妻、久子さんと、37年間連れ添った夫を祖国に送り返したもう一人の妻クラウディアさんのお話。
しょっぱなは、あ〜、「異国の丘」だわ、なんて思ったけど、もう、それ以外に深〜い愛のお話。
日テレかフジかのドキュメンタリーで、クラウディアさんと 蜂谷さんが再会する場面を見た覚えが。
クラウディアさんがおめかししてまってるのがかわいかったな〜と。 その前の経緯をちゃんと見てなかったんだけども、、、。

演出が鐘下辰男さん。今まで見たことなかったんだけど、結構好きなかんじ。 これよりちょっと行き過ぎだとおなかいっぱい感があるけど、この程度はいい。
日本の久子さんと、ロシア収容所の蜂谷、クラウディアさん、そのほかの人とのの配置、空気感。。。
ダンスに関してはうまい人、そうでもない人いたけど、割とはまってたし。

祖国に帰る蜂谷がクラウディアさんに向けた歌。

「立ち別れ いなばの山の峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む」

意味わからんよ。けどネットで調べたらば。は〜。さらに泣くよ。 百人一首の在原行平の歌。

もう。会場であんだけ泣かせといて。。
なんといってもクラウディアさんの無償の愛です。 斉藤由貴さんがなんだろ?あの人の芝居がもう、泣かせるんです。
「他人の不幸の上に自分の幸せを築くことはできない」 あんなひどい環境におかれていながらも最高にポジティブに生き、 他人のためにあれほどの愛を与えられるのか。。。
やっぱし。。。祖国に思いをはせるダンナを見て、それをどうにかしたい という思いのほうが勝るんだよね。
自分のもとにいて欲しいけれど、それよりも相手の気持ち、なんだよねえ。そうだよね〜。。。ここまで深い愛を私は持てるだろうか??

佐々木さんのシーンはそのラストのクラウディアさんに向けた歌と、ヤギのシーン。 話の筋的に重要ではないけど、和み。。。そこだけ印象に残ってて、あとは 高橋さんと斉藤さんの対比です。
今までの芝居で最高に泣いたのではないか、というくらいボロボロ泣きました。。。