住めば思うこともあるわけで…。
●鼻くそと靴 ●選挙 ●お金 ●ものの単位
●リズム感 ●お菓子 ●英語とパトワ語
●マシェット(山刀) ●家庭環境 ●映画館
ここに書かれていることは多分に個人的な意見です。たまに事実と違うこともあるかもしれません。まぁ,そん時はそん時ってことで…。
●鼻くそと靴(2002.10.21)
 何でだろう。男も女も人前でけっこう鼻くそをほじってる。最初,見たときはかなりびっくりした。きれいに着飾った人も,正装でビシッと決めている人も,鼻をたまにほじります。そんなことには,恥ずかしさは感じていないようです。
でも,そんな彼等ですが,靴はよく手入れしています。確かに赤土で覆われたこの国ではすぐに靴が汚れるのですが,大人はもちろん,子供もけっこう気にして,まめに靴を洗ったり,磨いたりしてます。変なところでイギリスなごりな紳士な人たちなんだなぁと思います。


●リズム感(2002.10.19)
 彼等の体はゴムでできてるんだ!何て言ってたのは,某番組のアメリカ人レポーターだったでしょうか。確かにすごいです。どんなリズムでもいとも簡単に踊ります。で,ノリノリです。ただ,腰を使って踊りまくることが多いんで,日本人には刺激が強いかも…。ちなみにワシには刺激が強すぎました…,大変です!
また,リズムを作ればそこにライムをのせる事ですぐに歌を作り出します。また,どんなものででもリズムを作ることもできます。特にウチの学校のMr.Greenのリズム打ちは超すごい!
また,ほとんどの学校がキリスト教ということで,毎朝,Devotionの時に,キリスト教の歌やら国歌やらを歌ってます。ウチの学校ももれることなく歌ってるのですが,なんとアカペラです。でも,歌ってます。曲によってはノリノリです。すごいね〜!


●マシェット(山刀)(2002.10.22)
 簡単に言えば,刃渡り50pはあろうかという,山刀です。ジャマイカ人のほとんどがこれをもっています。その用途はいろいろです。例えば,雑草を刈ったり,枝を打ったり,土を掘ったり,まぁ何でも雑にしかできないんだけど,便利です。
 ちなみにこれには鞘がありません。なので持ち運びには当然剥き身です。で,ジャマイカ人,よくこれをもって歩いているんだな。すれ違う時はちょっと怖いです。マシェットに限らず,ジャマイカ人の男はいろんな刃物を持っています。ウチの生徒にも鉛筆削り用と称してでっかいナイフ持ち込んでるヤツもいます。で,そんなこんなでみんな刃物持ってるもんだから,刃物を使ったケンカもけっこう起こります。で,それで体を切ってしまっても,ここは丁寧な外科手術なんてできるわけないジャマイカ,神経つながってなくって縫合される人,けっこういるみたいです。そんな奴等が「動くようにしてくれ。」なんて言ってくるもんだから大変だ,と作業療法隊員は言ってました。
だろうな,と思います。ケンカは素手にしましょうよ…。


●選挙(2002.10.22)
 10月16日,ジャマイカ全土を巻き込んで国政選挙がありました。
この国は2大政党制で,与党PNP(人民国家党,People's National Party)と野党JLP(ジャマイカ労働党,Jamaica Labour Party)で,政権争いしまくってました。
で,その選挙運動ですが,もう大変です。選挙当日から学校が休みになったり,企業も臨時休業するなど,結果によっては騒動になる可能性もあったくらい,深刻に心配された選挙でしたが,客観的に見ると,なかなか日本では考えられないことだらけで,面白おかしかったです。その一部を紹介します。
●色 それぞれの政党にシンボルカラーってのがあってPNPがオレンジ,JLPが緑でした。おかげで,選挙運動中は街のいたるところで,2色が入り混じってました。集会なんて,それぞれの色一色にそまるもんだから,「何か超巨大な欽ちゃんの仮想大賞みたいだなぁ…」と思ってしまいました。
●選挙カー それぞれの政党がテーマソング(ノリノリのヤツ)作って,街中で爆音で流しまくりでした。どっちかっていうとPNPの方がノリが良かったかな。ウチのお子様も授業中だってのに,その歌が聞こえてくると,授業抜け出して応援に行ってしまうくらい大人気でした。ただ,ウチのバァさんは「Noisy!」と言ってましたが…。
●テレビCM すごいです。明るく楽しいそれぞれのアピールCMもあれば,互いを非難しあうネガティブキャンペーンもバリバリでした。もう直接的に「この男(野党の党首)を信じるな!」とか,「与党の政策で職がなくなり,麻薬が横行して,2万人が死んだ」とかもうお互い言いたい放題でした。で,これがふと見るとおっかなかったりするんだな。
結局,与党が過半数を取って政権を維持し,特に騒動もなく予想以上に平和的に終わりそうな今回の選挙です。まぁ,いろいろあるかもしれんが平和が何よりだね。


●お菓子(2002.10.22)
 この国の人たちはホントにお菓子好きです。買物行っても,ふと見ると主婦が山のようにお菓子を買ってる。野菜を買いなさい!なんて思うんだが,野菜高いからなぁ…。で,大人も子供もお菓子食べまくってます。学校の近くでは帰りの時間になると,ワゴンで大量のお菓子を持ってきて子供に売っている人も多く見られます。絶対体によくないでしょ!


●家庭環境
 女性主体の家庭,片親の家庭が多いです。また,家族計画も遅れがちなんで,多産な家庭も多い。その結果,片親違いの兄弟ってのもしょっちゅう見ます。これにはいろいろな説があるんですが,元々,奴隷であったことから生産性を重点に置いた家族の構成を白人に強要された結果,父親が父性を発揮できずにいたことが原因ではないかという話があります。
で,独立後も,奴隷的な考えが抜け切れない人々は長期的スパンで物事を考えることができず,目先のものを追い求めるだけ。その場主義,快楽主義に走りやすく,それに感化された若い女性が子供を産む。しかし,父性をもたない,責任をもたない男は平然と家族を捨てる。その結果シングルマザーが増える。で,女性はたくましく,男は情けなくなっていくように見えます。
ある程度,知的な層の人たちはっていうと,とっととこの国を捨て,アメリカ,カナダに行きます。そして,そこで,生活を送り,年老いて,リタイアしたころに母国に戻り,この国の現状を呪って死んでいく。
世界で,人口に比較する殺人事件の発生率が世界第3位,自殺も多いといわれるこの国の原因は案外,家庭が家庭として機能していない(特に父親)ことなのではないでしょうか。


●お金
J$(ジャマイカドル)とJ¢(ジャマイカセント)を使います。しかし,この¢なんですが,何故かジャマイカの人貰っても捨てる人多いです。なぜなら,首都や大都市でないと使えないからだそうです。でも,ためりゃ使えるんだから,ためりゃいいじゃん,と思うのですが,そのまで待っていられないのがジャマイカ人なんでしょう。やれやれです。


●英語とパトワ語
英語のなまったようなパトワ語,両方使われているって言われていますが,実際生活する上では,パトワ語,超威力を発揮します。他から来た人が自分の方言をしゃべってくれた!って感じの喜びがあるんでしょう。ただいま,英語とパトワ語については勉強中なんで,いつかこのHPでHow toを発表したいと思います。


●映画館
先日,レッドドラゴンなる映画を見に,ジャマイカで初めて映画館に行ってきました。で,あまりにもおかしいところがいっぱいあったんで紹介します。

・上映前に国家が流れる。観客はその間,席を立つ。
・予告編の最中は客電はついたまま。
・途中で,いきなり休憩時間がある,しかもそれが映画によってタイミングも時間もちがうらしい。うかうか席を立ってると続きを見逃すことになる。
・料金は大人320J$。
・パンフレットなんかは売ってません。当然か…。
・エンディングのテーマが流れ始めるや否や客電付くもんだから,客たちトットと立ち上がります。だれも,最後まで見てません。


そんで,ジャマイカ人の反応なんだが,映画の途中でシリアスなシーンだろうが,バイオレンスだろうが,ちょっとしたジョークがからんでると過剰に噴き出している。「お前,このシーンでそんな反応すんなよ〜!」という気持ちになります。かなりウザイッス。後,映画でも時間にルーズなジャマイカ人は健在。休憩時間から遅れても全く動じることはありませんでした。


●ものの単位
元イギリス領だったこと,で,今アメリカと交流が深いことがあって,長さだとセンチとインチ,重さだとポンドとグラム,体積だとリットルとガロン,まぁ,ともかく入り乱れてます。自分が木工でなければいいのですが,木工なんで,特に長さは使います。で,初めて知りました。インチって12進法なんですね…。余計メンドイやんけぇ〜!知るか!ぼけぇ!!なんて思いつつ,せかせかと図ってます。でも,2×4とかの板材を使うときは丁度いいんだよね〜。どっちかに統一してくんないかな?世界規模で。