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My Viola私の使っている楽器について、いわゆる一つの親バカ的紹介 |
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Friedrich Alber 2004 Amati model. 裏板長:414mm、 バウツ:199-141-243mm。 ハニーブラウンのニス。
やっぱビオラといえば、Stradivarius / Andrea Guarneri よりも Amati / Testore / Grancino なのではないか...という(一般的ではないかもしれない)先入観のある私にとっては、Amati model との出会いは必然であったといえましょう。 見た瞬間弾いた瞬間にふつふつと物欲がわきおこり、試奏のために借りてすっかりとりこになりました。 2004年秋に購入。
フリードリッヒ・アルベールさんはフランス・モンペリエ在住の製作家で、弦楽器フェアにも毎年出品しています。 ホームページ: http://www.friedrich-alber-luthier.com/
ときどき電子メールや紙メールをいただきます。 この楽器の直筆の製作証明書も郵送でいただきました。 |
名前+署名と製作年ですね。 |
表板の年輪の間隔は2〜3ミリあり広めです。 f字孔も一筆書きのような独特のキャラクターでいい感じです。
いわゆるアンティークフィニッシュでしょうか。 ニス表面は木目にそって凸凹しています。 ニスの色の感じは写真ほど赤くはありません。


テールピースは Bios d'Harmonie のフランススタイルの黒檀で(写真ではわからないですが)深いつやがありきれいです。 テールガットは同じく Bios d'Harmonie のテールコードです。
4弦ともアジャスター付きで、スチール弦を使う場合や「あとすこし」の時など微妙なチューニングに結構重宝します。 スクリューは金属っぽい感じで、ナットはテールピース側に埋め込まれています。 弦のボールエンドを留める台座の材質は「超軽量合成材」とのことです(プラっぽいけど硬い)。 掃除したときに犬にかじられて一つ交換しました。
顎当てはウラに30ユーロと鉛筆書きされた値札シールが張ってあったので Bios d'Hoarmonie ではないでしょう。
アッパーバウツとローバウツの幾何学的ともいえるような均整の取れたシェイプはアマティモデルの一番の特徴ではないでしょうか。
メイプルの杢がきれいです。 左右それぞれに2箇所ほどピスフレックもしくは脂筋(という言い方が正しいのか不明ですが、いわゆる脂とは違うとのこと)のようになっている所がありますが、これまたこの楽器の個性かと。 強度的には問題ないと聞いて一安心。
杢の模様の向きが左右対称ではなく、右上がりになるようにつながっています。


スクロールもとても自然かつなめらかに巻かれていてよい雰囲気です。 巷で見かけるアマティの写真と比べると、2巻き目の左下がややふっくら&左上がすっきりしてるところとスクロール溝の終わり具合のあっさり感により重心がやや高めに見えストラドっぽい印象もありますが、溝の直線的な傾斜やエッジラインのシャープな感じとあいまって、アマティ以上に幾何学的な雰囲気が強調されているように思います。
ちなみに左の写真上部に縦線のように見えるのも脂筋(こちらは木目に平行なのでかなすじ?)です。
ペグボックスの内側もきれいに仕上げられています。


アーチングは良くわかりません。 フィッティングはすべて黒檀です。
弦はデフォルトでは ADG:ヘリコア,C:スピロコアが張ってありました。 購入当初(魂柱調整前)は楽器の相性としては張力が低めのオイドクサやドミナントのヴァイヒが明るく鳴りよいようで、ヘリコアやラーセンもまったりとビオラらしい音がよく出ました。 逆にコレルリ・アリアンスや普通のドミナントはすこしヒーヒーした感じになってしまい、この楽器には強すぎた感じがありました。
2006年まではいろんな弦をためしつつ A:ヤーガー、DGC:ラーセンをメインに使っていました。
2007年になってから少し魂柱の場所を調整して(少し中央&駒脚に近づけ)ADG:コレルリ・アリアンス、C:スピロコアをメインで使っていました。
2008年は Warchal、エヴァ・ピラツィ 等を使っています。 最近は強めの弦でも特に問題ないです。
2009年はまたラーセン中心に戻っています。 ただしA線はラーセンだとすこしD線が沈んでバランスが悪いのでやっぱりヤーガー。

駒もすっきりと、大変美しく仕上げられています。 薄くニスが塗ってあるので光の加減によっては輝いて見えます。 下のほうに F.ALBER A MONTPELLIER の焼印が入っています。
音に関しても大変満足しています。 音量があり、ハイポジものびのびふっくらとしています。 楽器を小脇に抱えて喋っているとふと楽器が響いたりします。
購入から6年ほどになりますが、引き続きお気に入りです。
もし、この楽器から変な音が出てくるとすれば、それはすなわち拙者の未熟さによるものです。 修行せねば。
調弦 回
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