@磁鉄鉱の採集場所 (西彼町鳥加)
 この崖の左奥にはジャモン岩が,右手前には黒色片岩があり,両者の接触部がこの崖付近になります。
 ジャモン岩の周辺部には,まわりの黒色片岩との間に成分の交換があって,いろいろな珍しい鉱物ができています。
 この磁鉄鉱も,その一つです。
 磁鉄鉱を採集するため,長年にわたって堀り続けたため洞窟になっています。
  大雨のためか,大きな石が崩れ落ちています。中に入って採集するのは,とても危険です。
 巨大結晶のうち,長さ5mm以下の小型は,ジャモン岩周辺の緑色片岩中に含まれています。
 大型の巨大結晶のほとんどは,ジャモン岩中に発達する割れ目にある赤色粘土層の中にたい積しています。風化した岩石からはがれて,たい積したと考えられます。
  磁鉄鉱のきれいな八面体の小さい結晶は,くずれた岩石の中から採集できます。
 磁鉄鉱(酸化鉄)の結晶は,8個の正三角形の面を持つきれいな八面体です。磁鉄鉱は砂鉄とも呼ばれ,古くから製鉄の原料として使われてきました。 
 
 左写真のような,磁鉄鉱に似たチタン鉄鉱のも採集できます。
 磁鉄鉱は磁石につくので,見分けられます。
 
 その他にも,下記のようなものも採集できます。
   @チタン鉄鉱(写真下)と磁鉄鉱がくっつ
    いたもの
   Aいくつもの磁鉄鉱がくっついたもの
   B丸みを帯びた磁鉄鉱