長崎市三重中学校下海岸の変成鉱物
MIE01.jpg (27487 バイト)  長崎市の新漁港に面した三重町の海岸には、蛇紋岩や緑色片岩などが集まった緑色の岩石があり,その中にめずらしい変成鉱物が含まれています。この中にヒスイ輝石も含まれていて、この海岸とヒスイ輝石の大きな標本は長崎県の天然記念物に指定されています。
MIE02.jpg (30237 バイト)  ヒスイには,硬玉(ヒスイ輝石)と軟玉(ネフライト)の二つの種類があり,いずれも昔から珍重されてきました。硬玉の方が産出が少なくまれで,宝石としての価値があります。三重海岸におけるヒスイを含む岩石の分布範囲は,きわめて狭く貴重です。
MIE03.jpg (28449 バイト)  白く見える鉱物は,長石の一種である曹(そう)長石です。西彼杵半島の緑色片岩中には,主な鉱物として含まれています。緑色片岩が地下でできるとき,700℃以下の比較的低温だったためできたと考えられています。野母半島の緑色片岩には,ほとんど見られません。
MIE04.jpg (42014 バイト)  アクチノ角閃石は,野母半島や西彼杵半島に見られる緑色片岩のような低い変成度の結晶片岩に広く産出する代表的な鉱物の一つです。緑色片岩の中に地下で割り込んできた蛇紋岩との接触部分に,滑石・石綿・緑泥石などの変成鉱物と共に見つかります。 
MIE05.jpg (47237 バイト)  金色の粒が黄鉄鉱です。
MIE06.jpg (47272 バイト)  蛇紋(ジャモン)岩は,圧力でくだかれているものが多く,割れ目にそって石綿などの鉱物ができることが多いです。この石綿(アスベスト)は,熱や薬品に強く,耐火材として以前採掘されていました。現在は健康上の問題があり,使用されていません。