小佐々町神崎海岸の淡水貝化石含有層 
                                          (北松浦郡小佐々町楠泊野島,昭和53年3月31日県指定)
 野島は,小佐々町楠泊沖にある小島で,島全体が砂岩と泥岩の互層からできています。 泥岩からは,ノジマガマノセガイやコササタニシなどの貴重な淡水生貝化石が豊富に見つかります。そのため野島は,県指定の天然記念物として保護されています。
nozima02.jpg (55788 バイト)  対岸の野島にある地層と同じものが,この海岸にも現れています。泥岩は侵食に弱いため深くけずられ,砂岩は強いため突き出ています。 野島と同じように,この泥岩からも多くの貝化石が見つかります。また,砂岩の表面には,さざ波の跡の模様がきれいに残っています。
nozima03.jpg (60697 バイト)   砂岩の表面に見られる波状のもようは、当時のさざ波の跡です。現在でも、海浜で波打ち際の砂の表面にこれと同じ模様が見られます。傾斜がゆるい方から急な方へ海水が流れてできます。この向きを調べると昔の海水の流れた向きがわかります。