西彼杵郡伊王島町沖ノ島・あぜ海岸の地層
 伊王島町沖ノ島の南岸にある波食台(あぜ海岸)にあらわれている砂岩や泥岩には,多くの貝化石が含まれています。
 これらの貝化石の種類は,世界中の古第三紀始新世に共通するものが多く見られます。また,オウムガイの化石が100個体近く採集されています。
  砂岩は侵食に強いため削られにくく,泥岩は弱いために深くえぐられたケスタ地形になっています。
 この地層からオウムガイの化石が、現在までに100個以上採集されています。一つの地域でこれほど多く、しかも幼体から成体まで含んでいるのは非常に珍しく,貴重です。
 左の写真は,沖ノ島を一周する道路ができる前のものです。沖ノ島れき岩層が突き出ている崖は,今はコンクリ−トで被われていて,見えません。