さばくさらかし岩(西彼杵郡時津町元村郷) 
saba01.jpg (22046 バイト)  こけしのように見える岩は,角閃石安山岩が侵食されてできました。今にも落ちそうなので,魚売りが落ちるまで休んでいたら,いつまで待っても落ちないで,とうとう魚が腐ってしまったという話があります。この話から「さばくさらかし岩」と呼ばれています。
saba02.jpg (38338 バイト)  角閃石安山岩のマグマは粘りけが強く,溶岩が流れながら,表面は固まりそれを壊しては前進していきます。このように固まってはそれを壊して岩くずをまたマグマの中に取り込みながら前進し,最後にできあがった溶岩を自破砕溶岩と呼んでいます。このような溶岩は不均質なため,侵食に強い部分と弱い部分ができます。このためにこのような,見るからに不安定な岩ができたものと考えられます。