珍しい岩石@   
野母変ハンレイ岩複合岩体             (5億年岩石)  
○場 所 : 西彼杵郡野母崎町綱掛岩
○説 明 : ハンレイ岩,閃緑岩など
    のいろいろな岩石からできてい
    て,約5億年前にできたと考え
    られています。
     九州では最古の岩石で,日本
    列島の基盤を考える上でも貴重
    な岩石になっています。
     そのため,黒浜と以下宿一帯
    の海岸は県の天然記念物に指
    定されています。
野母変ハンレイ岩の岩石表面
 
 主に長石と角閃石の鉱物からできて
いて,深成岩の特徴である等粒状組織
になっています。
 長石は変質して暗灰色のもやもやし
た不透明物質に変わっています。この
ことは,地下深くで,岩石自体が圧力や
温度で変質を受けたことを物語っていま
す。
れき質片岩   
○場 所 : 西彼杵郡三和町年崎海岸

○説 明 : れき質片岩は,れき岩が
      そのまま熱や圧力で変成さ
      れてできたと考えられます。
       れき岩の様子がよくわかり
      ます。白いのは,かこう岩質
      のれきです。
       年崎のれき質片岩は各種
      の岩石のれきの他に,角閃
      石・緑泥石・チタン鉄鉱・緑
      れん石など,きれいな珍しい
      変成鉱物をたくさん含んでい
      ます。
枕状溶岩(玄武岩)  
○場 所 : 西彼杵郡西海町面高
        曲がり鼻海岸

○説 明 :玄武岩などの流れやすい溶
       岩が,水中で流れながら冷
       えると,ウインナ−みたいな
       丸みをおびたかたまりがで
       きます。枕に似ていることか
       ら,このような溶岩を枕状溶
       岩といい ます。
        ここの枕状溶岩は,川底
       から玄武岩マグマが噴出し
       てできたと考えられていま
       す。
※枕状溶岩の断面         

  枕状溶岩の外側には,卵の殻のよ
 うに黒い部分ができています。この部
 分は,水中に流れた溶岩が水にふ
 れ,急に冷えたため,ガラス質になっ
 た部分です。
  この外側にある褐色の泥の中に
 は,溶岩が冷えたときのガラスの小
 さい破片が多く見られます。