小笠原移動運用写真集
2002年8月28日〜9月2日に、東京から南へ1000Km、東洋のガラパゴス小笠原諸島父島&母島で移動運用を実施してきました。ここは東京都小笠原郡小笠原村、コールサインはJD1と、本土とは違ったエリアに属する珍しいエリアです。
これが東京竹芝桟橋と父島二見港を25時間半で結ぶ「おがさわら丸」行きは台風15号が父島付近を通過したすぐ後に東京を出発した為、大揺れに揺れた。船内は修羅場と化し、青ざめて洗面器やビニール袋を片手にトイレに走る人が多かった。船内には至る所にビニール袋が用意してあり、安心(?)である。船内売店の酔い止め薬は飛ぶように売れ、船内は動く者の姿が見えなかった。立って歩くのもやっとの船内、僕は持ち込んだワインをラッパ飲みして、船酔いになる前に酒に酔って、寝てしまった為、幸いな事に船酔いにはならずに済んだ。大波の影響で船は遅れ、29時間のさんざんな航海であった。
やっとの思いで到着した父島、レンタカーを借りて1周する。おっと無線もやらなくては。ハワイの局が強力に入感。もちろん日本本土の局も。ここはJD1、CQを出す。ところで小笠原諸島ではテレビは在京民放など全て見られるのだが、ラジオはAM放送もFM放送も1局も入感しない。車にラジオが付いているが全く役に立たない。ちなみにナンバーは品川で、自分の車と同じである。ガソリンはレギュラーでリッター180円程度と、本土の2倍もするが、他の生活必需品の値段は、そんなに高くない。沖縄産のオリオンビールまで売っているのはすごい!!!我々はビーチコマという洒落たプチホテルに宿を取った。スタッフの方々は大変親切だった。アマチュア無線家には境浦ファミリーという宿がいいらしい。何と言ってもレンタルシャックがあり、無料でリグやアンテナを借用できるらしい。
父島でも美しいコペペ海岸。とりあえず泳がなくては・・・。無線はおあずけ・・・。
これは母島丸、母島は父島から50Km程南に位置し、船で2時間の距離である。気温は父島より2〜3度高いそうである。この船はおがさわら丸に比べるとすごく小さい為、よく揺れた。
母島の到着して、港を見下ろしている。ウミガメの産卵場所が近くにあって、夜に卵を産みに来るそうだ。日帰りで滞在時間は4時間程度。無線を運用する時間は残念ながらなかった。
おがさわら丸が島を出発する時、島中の人達が集まったかと思う程、盛大なお見送りを受ける。おがさわら丸に伴走して、何台もの船がおがさわら丸を見送ってくれる。最後には船の子供達が海に飛び込んで手を振ってくれる。この見送りを受けて、島にまた帰って来ようという気になるのである。帰りは帰りで台風16号が小笠原に接近中で、またまた大揺れかと覚悟して乗ったが、それ程でもなく、無事に25時間の航海を乗り切った。東京竹芝桟橋に到着してからは、秋葉原に直行する元気であった。それにしても全行程60時間の船旅、陸に上がってからも体は揺れており、寝たきり老人の気持ちがわかる位退屈な船中であった?