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清澄な天然の水は、純粋な水でしょうか?いや違います。清らかで透明であっても、その中には色々な物質が溶け込んでいます。
純水…純粋な水、或いは純粋な水に近い水を純水といいます。
純水については特に決められた定義はありませんが、水を化学的、物理的に処理(水処理と言います)して清澄にし、且つ溶解している物質(コロイドを含む)を除去した水 を純水と言うことが出来るでしょう。
理論純水…理論的に考えられる全く純粋な水を、理論純水といいます。理論純水をつくることはできませんが、限りなくそれに近い水はつくることができます。
理論純水の電気伝導率は、約0.055μS/p(25℃)で、これは電気抵抗率(比抵抗)で 18×106Ω・p であり、絶縁体といってよいでしょう。
因みに、半導体で最も抵抗の多いもので約1×105Ω・p位です。
※…純度の高い純水は絶縁体ですから、静電気を持ち、例えば空気中のゴミなどほかの物質を引き寄せます。
電気伝導率…その水の電気の通し易さを示すものです。水が電気を通すのは水中の電解質によるものであり、電荷を持ったイオンが電流の担い手ですから、水中に電解質の量が多ければ多いほど電流が多く流れます。すなわち、水中の電解質の量を知る目安になります。
電解質の量は、一般の自然水、用水では溶解固形分にほぼ比例しますから、電気伝導率は溶解固形分を知る目安にもなります。電気伝導率の単位は(μS/p、マイクロジーメンス/p)です。※…電気伝導率(μS/p)の数値×比抵抗(Ω・p)の数値=1,000,000になります。
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理 論 純 水 |
18.2〜18.3×106Ω・p | 0.0549〜0.0546μS/p |
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混床式純水装置 による純水 |
1〜18×106Ω・p | 1〜0.0556μS/p |
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二床三塔型純水装置による純水 |
0.1〜1×106Ω・p | 10〜1μS/p |
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市 販 蒸 留 水 |
約0.1〜1×106Ω・p | 10〜1μS/p |
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水 道 水 |
約0.004〜0.015×106Ω・p | 250〜66.67μS/p |
※…理論純水の数値の範囲が広くなっているのは、電気伝導率(あるいは電気抵抗率)の計算式に用いられる実験値にばらつきがあるためです。(1998.5.3)