【2】水に溶けているもの

波
   
それでは自然水(天然水源による)にはどんなものが含まれているでしょうか
 

自然水中の不純物
 

分  類

不 純 物

不溶解性成分(浮遊物、懸濁物など)

有機物(細菌、藻類などの微生物やその死骸、その他動植物 の破片、油脂など)、 粘土質、土砂などの濁りの成分

溶存固形物
(溶解固形分)

主として無機化合物で、次のようなイオンの組み合わせによる塩類

   〇 陽イオン( Ca2+、Mg2+Na、Fe2+ Mn2+など)
   〇 陰イオン( HCOClSO2−、NOなど)
       例.食塩NaCl、炭酸水素カルシウムCa(HCO3) 2
   〇 その他イオン状シリカ、分子状シリカ、溶解性フミン質などの有機物

コロイド

   有機物分解生成物(コロイド状フミン質など)、コロイド状の鉄やシリカなど

溶存気体

   酸素(O2)や窒素(N2)、 炭酸ガス(CO2)、 稀に硫化水素や(HS)
    アンモニアガス( NH)など

※.コロイド
直径1〜100nm(ナノメートル、nm=1/1000μm、μm=1/1000mm)の極微細な粒子は、水中でチンダル現象やブラウン運動などの特異な性質を示し、 沈殿や濾過が困難になります。このような微粒子をコロイドと言います。  

山間の小さい滝 日本の水の平均的な特徴 : 一般的に言って、日本の水の特徴は、塩類や硬度成分が少なくシリカが多いことです。
これは次のような理由によります。
我が国は細長く、中央を山脈が縦断しています。さらに平野部が少ないため、地表に降り注いだ雨は、陸地に長くとどまることなく海に注ぎます。
したがって、大地に触れる時間が短く、 溶け込む物質量も多くありません。
また、日本は有数な火山国ですが、火山地帯にはシリカ(SiO2、水晶や石英、砂などの成分です)が多いのが特徴です。
(1998.5.3)




             
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