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設立趣意書


 壮瞥町とその周辺地域は、洞爺湖、有珠山・昭和新山・オロフレ山など豊かな自然から多くの恵みを享受し、歴史と文化が育まれてきました。郷土の歴史、自然環境、火山と共生してきた固有の減災文化などを次世代に伝承する取組は、長年にわたり住民有志と自治体により行われてきました。

 一方で農業と観光を主体とする地域産業は、生産高や入込数、売上の減少という厳しい状況下にあり、特に、平成12年有珠山噴火後、修学旅行生や北海道内の観光入り込みの減少が顕著で、新しいサービス提供の仕組みづくりが地域課題となっております。

 このような課題を解決するため、当地域では、火山や火口群周辺の災害の爪跡を地域資源として活用する自然博物館づくり「エコミュージアム」が進められており、この取組は、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が支援するジオパーク(世界地質遺産)の理念と一致するところから、国内初の認証を得るための取組も進められております。

 エコミュージアムは、住民参加型でつくる地域振興策です。ジオパークの認定基準においても地質遺産を生かしたガイドや教育活動が不可欠なことから、住民と行政、専門家等が連携し、地域の情報発信や人材育成を担う仕組みとして、民間組織づくりが緊急かつ重要な課題となっております。

 このような背景から、火山や豊富なふるさとの資源を活かし、楽しく学び、地域文化の伝承、魅力の発信、ガイド活動、人材育成と交流の促進を行うことなどを目的として、平成16年11月28日に、「そうべつエコミュージアム友の会(法人格無き社団)」を組織し、活動してまいりました。

 今般、会の社会的役割を明確にし、活動をより強固にするとともに永続性を確保し、エコミュージアム及びジオパークの推進と地域の活性化に寄与することを目的として、特定非営利活動法人 そうべつエコミュージアム友の会 を設立します。

平成21年4月30日
特定非営利活動法人そうべつエコミュージアム友の会