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読んでみようかと、偶々、当日に返却された本が置いてある棚に
ならんでいた、「クローゼット・フリーク 上下」を借りた。
たぶん華やかな装丁に惹かれたからだろう。ケイタイ小説と
いわれているものらしい。なんとなく描写が軽く物足りない
と思いながらも、これが流行なのかなと読み進めたが、上巻
の3分の2あたりで、もうついていけなくなった。
まあいまさらこの程度の本を無理してよむこともないと放棄。
「フィルハーモニア東都物語」齊藤公治著 文芸社
著者にとって最初の本で、遺作となった小説。
謝辞に、著者の妻が「・・・夫、公治は2009年7月に、薬効のかい無く
うつ病で亡くなりました。・・・産後うつの私を精一杯支えてくれた
頼もしきイクメン。」と書いている。優しいまじめな人なんだろうな
と思いながら読む。
感動物語、オーケストラの世界に引きずり込まれ泣きそうになりながら
一気に500頁の大著を読み終わる。
小説 渋沢栄一 上 「曖々(あいあい)たり」
津本陽 著 NHK出版
下の「虹をみていた」も借りているが、一気には読みすすめられない。
面白くないのか?そうではないし、興味もある。事実を淡々と積み重ねて
話を進めていく手法で推測や思惑、心理描写がほとんどない。
明治維新を駆け抜けた偉人たちの話は、司馬遼太郎の「竜馬が行く」や
「坂の上の雲」などのあの熱っぽさと使命感あふれる物語を想像して
しまう。それが日本維新橋下の騒々しい嘘っぽさと重なって、「維新」
の話からは距離を置いてきた。
しかし、淡々と事実を書き進めるこの本で、また維新の時代を
きちんと調べたいなと思えるようになった。ゆっくり読み進めます。
「沈黙博物館」小川洋子著 筑摩書房
「博士の愛した数式」を買い求め読んでいる。その印象からかってに
心優しい物語を期待していた。亡くなった人を特徴付ける形見を集め(盗み)
それを収蔵展示する博物館を作る話で、前半は意外性はあるが想定範囲内の
ストーリーで気持ちよく読み進んだが後半、なにかが引っかかり読めなくなっ
た。じっくり読む気がしないので走り読み。結局、よく分からないまあ読了、
いまのところ再読するきにはならない。
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