ホジキン病ってどんな病気?

ホジキン病 ホジキン-びょう  広辞苑より

イギリスの医師ホジキン T.Hodgkin 1798〜1866の名に因む。
悪性リンパ腫の一病型。ステルンベルグ-リード細胞と呼ばれる細胞の
出現が特徴的で、全身リンパ腫の腫脹、肝臓、脾臓、骨髄への病変の波及が
主症状。リンパ球優勢型・混合細胞型・リンパ球減少型および結節硬化型に
分類される。原因、本態とも不明。


僕の主治医に伺ったところ、小児ホジキン病というのはホジキン病と基本的に同じなのだそうです。
治療法が変わってくるため、15歳くらいまでのホジキン病患者を小児ホジキン病と呼ぶそうです。

ホジキン病というのは、リンパ組織に悪性腫瘍ができてしまう病気ことをいいます。本来感染症などへの抵抗細胞をつくっているリンパ組織において、細胞がガン化してしまうのです。ガン化した細胞は従来の細胞に比べて非常に早く成長、増殖し、時間が経つに連れて転移し始めます。リンパ組織は全身にあるため、どこで病気が発症してもおかしくありません。

悪性リンパ腫はその組織の違いから、大きく分けて、ホジキン病と非ホジキン病とにわかれます。日本での前者と後者の割合は1:9で圧倒的に非ホジキン病の方が多いのが現状です。けれどもアメリカやヨーロッパでの割合は、3:7ほどでホジキン病の人の占める割合が高くなっています。また女子より男子の方が発症の確率は高いと言われています。

日本においてただでさえ少ないホジキン病ですが、小児ホジキン病となるとさらに少なく、年間20例程度といわれています。そのため、日本ではこの病気の資料が少なく、治療法も大人のホジキン病と違って、「これ」といった方法はまだ決まっていません。(2005年1月) 治療数の多い欧米の治療を参考にしながら、治療法を決定しています。

化学療法による、ホジキン病の寛解率は平均で70%を超えており、特にT期だった場合は90%を超えているため、きちんと治療をすれば治る病気です。


どのような症状がでるの?

基本的な症状として   
      
  ・ リンパ節の腫脹  特に胸部、首のあたりに多い
  ・ 寝汗
  ・ 発熱
  ・ 体重減少
  ・ 皮膚のかゆみ         などがあげられています。

このなかで、僕が経験したのはリンパ腫の腫脹、寝汗でした。リンパ腫の腫脹では左胸が痛くなり、
化学療法開始の前日では左肩あたりまで痛みがありました。
寝汗は、ホジキン病発見の一ヶ月ほど前からありました。

病期(ステージ)について

病気の進行具合のことをいいます。
このステージによって治療法、治療期間が変わってきます。
ホジキン病は、(縦隔にある場合)基本的に上から下へと成長するため、このような病期設定となっています。

大きく分けて4期までにわけられます。そこから症状にあわせてさらに数種類に分かれています。
ステージは主にローマ数字を使って説明されています。

T期・・・一カ所のリンパ節、リンパ領域にガン細胞が認められる。

U期・・・二カ所のリンパ節、リンパ領域にガン細胞が認められる。
     横隔膜の上側だけ、または下側だけ。

V期・・・横隔膜の上側、下側両側のリンパ節・リンパ領域にガン細胞が認められる。

W期・・・ガン細胞がリンパ節・リンパ領域だけでなく、臓器にまで進出している。



※ ここにB症状というものが付け加えられることがあります。それは
    ・6ヶ月以内で10%以上の体重減少
    ・発熱 38度以上
    ・寝汗                                    があった場合です。

僕は、T期でB症状ありでした。


みなホジキン病であることは変わりないのですが、
医学界では組織の違いでさらに分けられており、この違いは予後と関係してきます。
生検後であれば、時間があるときに主治医に聞いてみてはどうかと思います。

MRIでの映像

ガリウムシンチでの撮影
胸のところの黒い影が腫瘍