吉原・花魁・廓噺

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ほんとにいろんな人がHPで吉原について展開しているので入る余地はないのであるがなんとか助六
なりの切り口をみつけながら参加したいと始める次第です。早いもの勝ちのこの世界どうしたってダブってしまうのはしょうがないと言い訳しつつどうしてもこの項目ははずせない世界なのであしからず。

今となっては吉原は落語と歌舞伎の世界にしか存在しない!?

鑑賞の手引きにでもなれば...

落語に出てくる吉原・花魁・廓

廓ばなし 明烏 幾代餅 居残り佐平次 お茶汲み お直し
廓の夜桜 傾城瀬川 紺屋高尾 白銅の女郎買い 五人廻し
廓の穴 品川心中 仙台高尾 盃の殿様 二階ぞめき
錦の袈裟 文違い 山崎屋 よかちょろ 吉原奇談
吉原百人斬り 三枚起請 お見立て 付き馬

まずは、「五人廻し」の胸のすく?啖呵から。



「そもそも吉原というものの初まりは、元和三年の三月に、庄司甚右衛門というお節介野郎が淫売というものを制せんがために公儀へ願って出てはじめて廓というものが許されたんだ。
はじめっからここにあったんじゃねえんだ葺屋町の二丁四面を公儀から拝領をして、そこへ廓をたてた、それがためにいまだにあすこに大門通りという古跡が残っているんだ。
そのころは一面に葦の茂った原で、そこぃ出来た廓だから葦原といったのを、縁起商売だから字をきつげん(吉原)と書いて...
それから三八年目に、浅草ぃ引き移って、はじめてこれを新吉原と言うんだ。近くは明治五年の十月の幾日には解放..切り放しというものがあって、女郎屋が貸座敷と名が変わり、女郎が出稼ぎ娼妓となって、大見世が何軒、中見世が何軒、小見世が何軒、まとめれば何百何十何軒あるんだか、女郎の数が何千何百何十何人いるか、どこの楼にゃどういう女がいて、歳がいくつで情人があるとか借金があるとか貯金があるとか、芸者が何人幇間が幾人、横丁芸者は何人いて、おでん屋が三六軒あって、どこの汁が甘えとか辛えとか、こんにゃくの切り方が大きいか小せえか、共同便所へ幾人入って小便をしたやつがあるか、糞をたれたやつが何人だか、ちゃんと心得ていようてえお兄いさんだ....
ふざけやぁがって、まごまごしやぁがると頭から塩つけてかじっちゃうぞ、この野郎」

京町の木戸(三谷一馬)


歌舞伎に出てくる吉原・花魁・廓

歌舞伎 助六由縁江戸桜 阿古屋 十六夜清心 稲妻草紙 籠つるべ
忠臣蔵七段目 桑名屋徳蔵 傾城忠度 御所五郎蔵 白石噺
廓文章

松葉屋花魁ショーへ来てね!

揚巻の悪態の初音
玉三郎の場合


意休さんでもない、くどいこと言わしゃんすな。お前の目を忍んで、助六さんと逢うからは、仲ノ町のまんなかで、叩かりょうが踏まりょうが、手に掛かって殺さりょうが、それが怖うて間夫狂いがなるものかいなぁ。慮外ながら揚巻でござんす。「大和屋!
男を立てる助六が深間、鬼の女房にゃ鬼神といやる、
これからは揚巻が悪態の「大和屋!」初音。「待ってました!
意休さんと助六さんをこう並べて見るときは、こちらは立派な男振り
こちらは意地の悪そうな顔つき。たとえていわば雪と墨、硯の海も鳴戸の海も海という字はひとつでも、深いと浅いは客と間夫、間夫がなければ女郎はやみ、暗がりで見てもお前と助六さんを取りちがえてなるものかいなあ。アハハハハハ
お前わたしを切る気でござんすか、切らしゃんせ、切られても、殺されても助六さんのことは思い切られぬ意休さんさあ、すっぱりと、
大和屋!」切らしゃんせいな

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