日本動物分類表
−立体動物図鑑へのいざない−
このリストは、来るべき立体動物図鑑制作のために、Animatalesと近隣シリーズによって制作されたフィギアが、どこにに集中し、また欠けているのか、確認するものです。
現在◆ 6門14綱62目149科216種
表の見方
左の表の反転した文字をクリックすると、この枠内にさらに詳細な分類表が表示されます。表記については凡例をご覧ください。
左上の表のうちクリーム色で表示されているのが、フィギアとなった動物の属する分類となります。詳細な分類表には、緑色でAnimatalesの名を記しています。
凡例
日本の動物の分類表です。門・綱・目・科(もしくは亜科)を一覧にしており、綱まではおおよそ高等なものから下等なものへと並べてあります。
日本にいない動物に関する項目は省略しているため、やや変則的な構成になっています。
綱までは全ての項目を示していますが、亜綱以下はフィギアに登場した動物に関るもののみ示しています。
また。昆虫綱については、分類があまりに膨大なため、フィギアに登場した動物の属する目に関してのみ科を示しています。
動物界と諸門解説
動物界(Animal )
 生物を分類する際最高の階級を界といい、動物界・植物界・菌界・原生生物界・細菌界の五つに分ける説が一般的。その内、有機物を主な栄養源として、葉緑素を持たない真核細胞による多細胞生物を総称しているのが動物界である。高等なものは、消化・運動・排泄・感覚・循環などの器官を持っている。界の下には門、綱、目、科、属の段階が置かれ、種を基本の単位としている。また、各段階の中間に亜門、亜目、亜科、上科などの補助的段階を設けることもある。種の下には変種、異常型、型などの亜種が設けられることもある。
脊索動物門(Chordata)

 動物界の一門。背神経系と体腔を持つ、最も複雑化した体制と、分化した機能をもつ動物群をさす。かつてはこれを、脊椎動物門 Vertebrata と原索動物門 Protochordata に分けていた。発生の初期に脊索を生じる、背側を走る神経管を持つ、発生初期に咽頭部に鰓裂(さいれつ)が出現することなどの特徴を持つ。尾索動物亜門は雌雄同体で、中には単為生殖をするものが見られるが、大半は雌雄異体の両性生殖を行う。脊椎動物亜門は魚上綱と四肢動物上綱に分類され、さらに、前者は(1)無顎綱 Agnatha、(2)軟骨魚綱 Chondrichthyes、(3) 硬骨魚綱Osteichthyesに、後者は(4) 両生綱Amphibia、(5)爬虫綱 Reptilia、(6)鳥綱 Aves、(7)哺乳綱 Mammalia の7綱に分けられるる。両生類以下は胚が羊膜で包まれないため無羊膜類、爬虫綱以上は胚が羊膜で包まれるため羊膜類とも呼ばれる。頭索動物亜門 Cephalochordata には頭索綱 Lancelet 尾索動物亜門には(1)ホヤ綱 Ascidiacea (2)サルパ綱 Thaliacea (3)尾虫綱 Larvacea の分類がある。頭索動物亜門は成体に脊索が全身にあるが、椎骨に置き換えられることはない。尾索動物亜門では、浮遊性の尾虫類に成虫でも尾部に脊索をもつ例があるが、大部分は幼生時の背部にのみ脊索が見られるにすぎない。

棘皮動物門(Echinoderm)
 無脊椎動物の中の一門で、真体腔類の体制を持つ。その名はギリシア語のechino-derma(トゲのある皮膚の意)に由来する。先カンブリア紀から多くの種類が繁栄を続け、現生の種類としては、約6000種が知られており、全て海産である。百合形動物亜門に(1)ウミユリ綱 Crinoidea、星型動物亜門に(2)ヒトデ綱 Asteroidea、(3)クモヒトデ綱 Ophiuroidea、有棘動物亜門に(4)ウニ綱 Echinoidea、(5)ナマコ綱 Holothuroideaという三亜門五綱に分けられる。全てが水管系という特別な器官をもっており、外形や器官の配列が五方向に放射相称であること、表皮の下に多数の石灰質の骨板があること、体表に管足という伸縮する多数の細管をもち、それが薄膜からなる体内の水管系につながっていることを特徴とする。大部分は雌雄異体だが、外観の違いは見分けがたい。卵胎生のものや保育習性をもつものも知られている。幼生は左右相称形で、浮遊生活を経たのち、変態して底生生活に入るものが多い。
節足動物門(Arthropoda)

 無脊椎動物の中の一門で、80万種以上ともいわれ、全動物の4分の3を占めている。体は左右相称で、体は、頭、胸、腹の三部に分かれていることが多いが、頭胸部と腹部あるいは前腹部と後腹部などに分化するものもある。体表には、キチン質と主として炭酸カルシウムを含んだ外骨格が発達しているが、体の屈伸を自由にするために、各体節は軟らかい節間膜でつながっている。通常10綱に分類される。(1)三葉虫綱 Trilobita 化石のみ。 (2)ウミグモ綱 Pycnogonida 皆脚綱 Pantopodaともよばれる。(3)剣尾綱 Xiphosura 節口綱 Merostomataともよばれる。カブトガニ類で、現生するのは4種のみ。(4)クモ形綱 Arachnida クモ、サソリ、ダニなど。(5)甲殻綱 Crustacea ミジンコ、フナムシ、エビ、カニなど。 (6)結合綱 Symphyla ナミコムカデに代表される小群。(7)少脚綱 Paulopoda ニワヤスデモドキに代表される小群。(8)倍脚綱 Diplopoda ヤスデ類。(9)唇脚綱 Chilopoda ムカデ、ゲジなど。(10)昆虫綱 Insecta トンボ、バッタ、チョウ、ハチ、甲虫類などである。

有鬚動物門(Pogonophora)
 無脊椎動物の中の一門で、半索動物、環形動物の貧毛類や多毛類などに近縁な動物。触手を持つ頭葉(前体)・胴部・終体からなり。消化器官や肛門がない。雌雄異体で、キチン質の管に住む。通常かなり深いところに住み約150種が知られる。深海性のハオリムシを独立門として捉える考え方もある。
軟体動物門(Mollusca)

 無脊椎動物の中の一門で、海産、汽水産、淡水産、陸産など広く分布し、節足動物に次いで11万種以上もの多様性を見せる。(1)単殻綱 Monoplacophora ネオピリナ類、(2)多殻綱 Polyplacophora ヒザラガイ類、(3)無殻綱 Aplacophoraカセミミズ類、(4)腹足綱 Gastropoda 巻貝類、(5)掘足綱Scaphopoda ツノガイ類、(6)双殻綱Bivalvia 二枚貝類,斧足(ふそく)類ともいう、(7)頭足綱 Cephalopoda イカ・タコ・オウムガイ類などに分けられる。成体は基本的にからだが筋肉質で環節がなく,頭,内臓嚢,足の3部分からなり,頭には触角や眼がある。口は前端の腹側にあって,口内の口球には歯舌がある。内臓嚢と殻の下にあって体を覆う外套(がいとう)膜との間に外套腔があり,左右の外套腔に一つのえらがある。外套膜は石灰質の貝殻を分泌する。足は大きく,足うらは広く平らで他物の上をはうのに適している。口には歯舌と呼ばれる特有の器官があって、食物をとりいれる。雌雄異体だが同体のものも多い。発生過程中一般に担輪子幼生・被面子幼生を経る。

刺胞動物門(Cnidaria)
 無脊椎動物の中の一門で、体は内胚葉と外胚葉の二細胞層からなり、体内に腔腸がある。形はつぼ形、かさ形などで、口の周囲に触手があり、体壁や触手に刺胞をもつものが多い。体形は基本的に、ポリプとよばれる定着の生活に適応した型と、反対に浮遊の生活に適応したクラゲの型との二つが区別される。 また、無性生殖の時代と、有性生殖の時代とを交互に繰り返す種類が多く、時として群体が形成されることもある。(1)ヒドロ虫綱 Hydrozoa マミズクラゲ・ヒドラ類、(2)ハチクラゲ綱 Scyphomedusae クラゲ類、(3)花虫綱 Anthozoa サンゴ・いそぎんちゃく類の三綱に分けられ、おもに海産で、淡水産はヒドラやマミズクラゲなど少ない。かつては腔腸動物 Coelenterata と呼ばれ有櫛動物門や海綿動物門と同類と見られた。