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海外版チョコエッグ
(かいがいばんちょこえっぐ)
海外、とくに中国の香港で販売されているチョコエッグ。海賊版というわけではなく、フルタ製菓による正規の輸出品である。海外のことなので、当然のことながら正式なアナウンスはなく、発売スケジュールも明確ではないが、2001年の夏頃から店頭で見かけられたといわれる。パッケージには一部国内版と異なる部分もあるが、包装、ブック、リストなど、概ね同じ仕様であり、フィギア自身にも、特に差違は報告されていない。短期間に第1弾から第5弾までのラインナップが発売され、シークレットも混入されているが、国内版ほど、包装と内容が一致する保証はないようである。旧弾フィギアを入手する貴重な機会のひとつとなった。→チョコエッグ,フルタ製菓
海洋堂
(かいようどう)
大阪に本社があるガレージキットのメーカー。1964年創業の株式会社。特徴あるテーマと精巧な造形で定評がある。1999年フルタ製菓と提携しチョコエッグの動物模型のシリーズ企画と原型制作を行って、食玩ブームの火つけ役となり、2001年からはフルタ製菓のみならず、ダイドードリンコ、UHA味覚糖、江崎グリコ、北陸製菓など多数の企業と提携するようになった。また、ガシャポンの分野にも新たな提案を見せ、2002年ムービックスと提携して「アニメイトK&M」のブランドを発表している。ワンフェスの主催者でもある。→ホビーロビー,→ワンダーフェスティバル
カートン
(かーとん)
10個入りボール8箱を摘めた輸送用のダンボール箱。つまり1カートンとは80個をさす。この倍の個数を梱包した16ボール箱も存在する。→ボール
金型
(かながた)
ABS樹脂製フィギアを成形するための金型。中国で原型(レジン版)をもとに、分割計画される。金型の設計はフィギアの形態に大きく影響し、バージョン違い発生の原因となる。同一種にも金型のばらつきがあり、見解は分かれるが、時に成形違いとして亜種とする例(オオムラサキ・ヒョウモントカゲモドキ)がある。外見のみならず内側の接合部の仕様変更の場合も、これを亜種と見る例(エトピリカ・アカザ・セキセイインコ・盲導犬黒)があるが、かならずしも一般的ではない。刻印は最終行程となるため、特に位置の変更がされやすい。生産が増加した第2シーズン第四弾以降では、金型のばらつきがかなりの数にのぼるようになり、これは個体差として扱うことが普通になった。→刻印
カプセル
(かぷせる)
フィギアを入れるため二分割されたプラスチック製容器。中国製で、チョコエッグの中にフィギアを入れるために欠くことのできないアイテム。日本の動物では青色、ペット動物では黄緑色となっている。第2シーズンの前半期まで使用されたもののほうが肉厚であった。今期の途中からSPのカプセル色が日本の動物では黄色、ペット動物では白色とされた。これは、SPの所在を目視して、偏って梱包しないよう配慮したためという。しかし、これが、店頭で無理やりチョコを割る犯罪に導きやすく、しばらくしてもとの色にもどされている。チョコエッグクラシックではオレンジのものが使用された。また、カプセルの刻印には3種あることが報告されており、「MADE IN CHINA CE」の表記に続き、星型のマークが入るもの、丸にMのマークの入るもの、マークがないものがある。また、チョコQになってカプセルも一新し「日本の動物」はベージュ、「ペット動物」は水色となり、刻印もCEマークの他、グラスとフォークのマークがあるものとないものがある。→CE
完品
(かんぴん)
トレードやオークションにおいて、フィギアの状態を説明する語。基本的には大きな傷や難のないフィギアとそれに対応する時期のブック及びリストの3点セットをいう。カプセルや外箱は必ずし含まれないので、必要に応じて特記する場合が多い。特にリストを含まないシークレットの場合、色がわりカプセルは、完品の対象となる。→未組み立て
キタダニリュウ
(きただにりゅう)
日本の動物第2シーズンにおけるシークレット動物。福井県で発見された化石から推定されたドロマエオサウルス類の恐竜を独自に解釈して復元したもの。ザウ氏のサイト「ザウギャラ」に詳細な現地紀行がある。2000年秋から混入が開始された。台座の刻印がはじめ裏にあったのが、シーズン途中で表に変更され、2つのバージョンを持つ。カラーバリエーションが白・黒・茶の3タイプあるため、通常6種と見られている。チョコQとなった第4シーズンにおいても第6弾のシークレットのひとつとして新塗装(白黒)の1タイプが加えられた。また、チョコラザウルス第3弾のディノニクス(049)は極めて近似した外観となっている。→シークレット,→スペシャル
キンダーサプライズ
(きんだーさぷらいず)
チョコエッグと同じ製法によるチョコレート製食玩で、イタリアのフェレロ社が製造し、世界中に輸出されている。1974年からシリーズが開始しており、日本では1997年広島で先行発売され、1998年に関東で発売、翌年全国販売が開始した。プラスチック製をはじめ、木・石・紙・メタルと様々な素材の小型玩具がカプセルの中に入っているのはチョコエッグと同様。毎年中身は新しいものとなり、K99n35(1998年から1999年にかけてのシーズンに発売されるシリーズの35番目の玩具の意)などのように番号が付けられる。チョコエッグに先行して発売されているため、チョコエッグがブームになる以前は、たいていの菓子売り場に置いている卵型チョコはこちらだった。裸売りのものが多いのも特徴か。2002年9月から日本フェレロが輸入したものを江崎グリコが販売するようになった。09/03の北海道東北地区販売を皮切りに、09/17から全国販売となり販路拡大を見た。
金狼
(きんろう)
週刊日本の天然記念物」の刊行記念品として新たに製作されたニホンオオカミの1タイプ。キャンペーンとして「週刊日本の天然記念物」に付いた応募券により抽選で1000名に当たる黄褐色基調の彩色のフィギア。また、"4号ジュゴン"にもれなく付く応募券を使って「オリジナルBOX製フィギュアケース」の3個セット(限定1000セット)を通販で購入してもついてくる。→ニホンオオカミ
銀狼
(ぎんろう)
「週刊日本の天然記念物」の刊行記念として新たに製作されたニホンオオカミの1タイプ。おまけとして「バインダー5册セット」を買うともれなくついてくる、灰色基調の色彩のフィギア。「創刊記念期間限定特別価格」版は2002/08/31まで3750円で販売されるが、それ以後は7000円にとなる。→ニホンオオカミ
原型
(げんけい)
松村しのぶ氏が制作するチョコエッグフィギアの原型のこと。スカルピーと呼ばれる樹脂粘土で制作される。これをもとに低発泡ウレタン樹脂(レジン)によって成形されたものが、実際の金型のための原型となる。レジン版には無塗装のものと彩色見本とが作られる。小学館「チョコエッグ百科」には、その詳細な行程が紹介されている。
刻印
(こくいん)
フィギアの一部に必ず(C)KAIYODOと陽刻されているコピーライト表示。著作権の所在を示すもので、(C)の記号に著作権者と西暦があれば方式主義(著作権に手続きが必要)の国でも著作権が守られることになっている。フィギアでは、この刻印の位置が変更される場合がある。日本の動物の場合コピーライト表示と製作番号が記され、復刻版であるクラシックにはこれにCの文字が組み合わされる。またペット動物の場合はコピーライト表示以外にPのマークのついた型番号が記される。
個体差
(こたいさ)
金型の成形のわずかなばらつきや、塗装の塗り方の微妙な違いを亜種に擬えた呼称。量産されるフィギアの場合、金型も複数生産されるため、型そのものに微妙な違いが生じる余地がある。特に、金型の最終工程となる刻印の彫刻などは位置のズレが生じやすい。また、塗装は特に手仕事の占める割合が大きく、製品間のばらつきが生じやすい。艶のあるなしは、その典型といえる例で、乾燥条件や塗料の調合によって生じる、むしろエラー品に近いものといえる。実際、個体差や亜種と呼ぶ中に、エラー品が含まれることもしばしばある。→亜種,金型,刻印
コレクションボックス
(これくしょんぼっくす)
第2シーズン、第3シーズンに、フルタ製菓が日本の動物第4〜5弾、ペット動物第1〜2弾の景品として制作したもの。紙箱に入ったブリスターパックである。外箱のバーコード5枚を一口として送ると抽選で毎月1000名にあたるという。バーコードの送り方については、口数を明記しておけば、多数口を同時に送付するのは可能という。
コンビニ
(こんびに)
コンビニエンスストアは、店舗の数と素早い流通でチョコエッグを入手するのに、もっとも利用される。第1シーズンでは特にチョコエッグを販売する店が少なく、多くのチョコエッガーは広い範囲を走り回ったが、各地域ごとにチョコエッグの販売に力をいれる店は異なり、情報収集は欠かせなかった。コンビニでは商品の欠品に対して厳重なペナルティが科せられるため、メーカーにとってもは慎重なスタンスが要求される。
梱包
(こんぽう)
トレードやオークションの際、フィギアの梱包はトラブルのもととなりやすい。第1シーズンでは、分解してブック・リストとともにカプセルに入れ、中で部品が動かないように、紙やウレタンなどをすき間につめ、カプセルの合わせ目をテープでとめたり、さらにエアキャップでくるむなどの緩衝材を入れて発送することが多かった。第2シーズンになると、ビニルの整理小袋に、ブック・リストとともに、部品もしくは組み立て品を入れるものも増えた。この場合エアキャップで小袋を梱包したり、紙箱に入れて送られるが、フィギアの形状によっては、小袋内の部品ごとに緩衝材を入れる場合もある。こうした動きはフィギアが次第に大型化する傾向にあることも関係している。また、後者の方法は重複品の整理にも便利がある。→エアキャップ