MIU深海生物でも遊ぼう
キャンペーンとして生まれたシリーズですが、日本の周辺に生息する動物が多数含まれています。日本の動物を補完するもの15種については棲息地域を記しています。
凡例
学名は命名者があったりなかったり、統一していません。ソースの関係ですので、機会が有ればまた訂正いたします。分類には門綱目種を追加しましたが、属は採っていません。解説と異なる場合もあります。
動物フィギアの同じ部位のサイズを計測し、その数値をもとに、先の動物のサイズに対するフィギアのスケールを出して、%で示しました。これは動物の姿勢の問題もあって、決して正確といいにくいところがあります。訂正いつでも行いますのでご指摘ください。範囲があるものは、実際のサイズに幅があるためです。100%は実物大ということです。
誤差というのは、模型のサイズを1ミリメートル測り間違ったときに、スケールに何パーセントの変化が生まれるかを示しました。つまり、この値が0.1だと、10ミリ計測まちがいをしたとき、先のスケールが1パーセント異なるという意味です。スケールの信頼性の目安にしてください。
NO 学名 サイズ(mm) 模型寸法(mm) 縮尺(%) 誤差
(%/1mm)
門・綱

海洋堂さまの解説 (C) KAIYODO

棲息地域(日本の動物の場合のみ表記)
M1001 ホウライエソ Chauliodus sloani 体長350 47 13.4 0.29
脊椎動物門魚上鋼硬骨魚綱条鰭亜綱真骨下鋼 ワニトカゲギス目 ホウライエソ科
体長35cm。身体の下部にずらりと並んだ発光器を持つ有名な発光魚。長く伸びた背ビレの先の光で獲物を誘い捕食する。長い牙と大きく開くアゴを持ち、捕らえた獲物は逃さない。
北海道太平洋岸以南。太平洋。水深200〜800M。
M1002 チョウチンアンコウ Himantolophus groenlandicus 体長♀600 41 6.8 0.17
脊椎動物門魚上鋼硬骨魚綱条鰭亜綱真骨下鋼 アンコウ目 チョウチンアンコウ科
体長75cm。発光器を使って獲物を捕らえるアンコウの仲間でこのグループでは大型。背ビレの変化した触手の先を発光させて獲物を誘い、強力な発光液を浴びせかけて捕らえて食べる。
北海道。相模湾。太平洋。水深200〜800M。
M1003  フクロウナギ Eurypharynx pelecanoides 全長750 70 9.3 0.13
脊椎動物門魚上鋼硬骨魚綱条鰭亜綱真骨下綱 ウナギ目 フクロウナギ科
体長75cm。有名な深海魚のひとつで、巨大なアゴを持つが頭自体は非常に小さい。彼らはこの口をネットのようにひろげて、海中の小さな生物を捕らえていると考えられている。
宮城沖、高知沖、小笠原諸島。水深1200〜1400M。
M1004  コウモリダコ Vampyroteuthis infernalis 体長300 44 14.7 0.33
軟体動物門頭足鋼二鰓亜鋼 コウモリダコ目 コウモリダコ科
体長30cm。タコと名はついているが、本来腕は10本あり、タコとイカの共通の先祖に近い生物と考えられている。翼状のヒレを使って海中を泳ぎ、身体には4つの発光器をもっている。
M1005  センジュナマコ ? 体長100 27 27 1.0
棘皮動物門ナマコ鋼 ? ?
体長10cm。深海のやわらかい泥上の海底に棲む。発達した“足”は泥に沈み込まないための工夫で、口の触手を使って泥に含まれる有機物を食べている。
本州太平洋岸、太平洋。水深3000〜6500M。
M1006  オウムガイ Nautilus pompilius 殻長200 23 11.5 0.5
軟体動物門頭足綱四鰓亜綱 四鰓目 オウムガイ科
体長20cm。古生代に繁栄した頭足類の生き残り。殻の中に気室と呼ばれる中空の部屋があり、ここで浮力の調節をする。肉食で、長く伸びる触手を使って食物をとりこんで食べる。
M1007  ミツクリザメ Scapanorhynchus owstoni 全長3000〜5000 68 1.4〜2.3 0.03
脊椎動物門魚上綱軟骨魚綱板鰓亜綱 サメ目 ミツクリザメ科
体長300cm。大型の深海ザメで、長い鼻先にはたくさんの感覚器官を持ち、獲物を捕らえるときにはアゴを突出させる。中生代白亜紀の地層から近い仲間の化石が見つかっている。
南日本。太平洋。水深350〜1200M。
M1008  オニキンメ Anoplogaster cornuta (Valenciennes) 全長100 33 33 1.0
脊椎動物門魚上鋼硬骨魚綱条鰭亜綱真骨下綱 キンメダイ目 オニキンメ科
体長15cm。キンメダイの仲間だが、他の種類とは全く異なる異様な顔つきが特徴。ただし、身体は小さい。巨大な牙のために口を完全に閉じることができない。
北海道、東北沖。水深600M。
M1009  ザラビクニン Careproctus trachysoma Gilbert et Burke 体長270 42 15.6 0.37
脊椎動物門魚上鋼硬骨魚綱条鰭亜綱真骨下綱 カサゴ目 ダンゴウオ科
体長30cm。北の冷たい海に棲む。アゴの下に胸ビレの変化した触手状の突起を持ち、逆立ちしたような姿で海底を探り、砂泥の中にいる獲物を探して食べる。
日本海、オホーツク海。水深400〜750M。
M2001  ハオリムシ (Lamellibrachia satsuma) 体幅40 (全長3000) 2.5 6.3 2.5
有鬚動物門ハオリムシ綱 ラメリブラキア目 ラメリブラキア科
体長300cm。硫化水素を含んだ熱水噴出孔付近に生きる驚異の生命体。口を持たず、体内に棲むバクテリアが硫黄から作り出す有機物を吸収して成長する。深海には同じような環境に適したユノハナガニや貝類なども棲んでいる。
本州太平洋岸(鹿児島など)、南日本。水深300〜2600M。
M2002  テンガイハタ Trachipterus trachipterus (Gmelin) 全長1500 (幼魚120) 36 30.0 0.83
脊椎動物門魚上鋼硬骨魚綱条鰭亜綱真骨下綱 アカマンボウ目 フリソデウオ科
体長150cm。有名なリュウグウノツカイに近縁の魚。これは幼魚の姿で、大きなヒレが特徴だが、成魚では体がずっと長くなる。全長1.5mほどに成長し、長い帯状の背ビレを波打たせて泳ぐ。
千葉県から高知県沖の太平洋。水深200〜700M。
M2003 ユメナマコ Enypniastes eximia Theel 体長200 31 15.5 0.5
棘皮動物門ナマコ綱 板足目 クラゲナマコ科
体長20cm。遊泳能力を持つ深海性のナマコ。ユメナマコは特に泳ぎに適応していて発達した傘状のヒレを使って優雅に泳ぐ。餌は海底の泥に含まれる有機物で食事は海底におりて行う。
本州太平洋岸〜南日本。水深300〜6000M。
M2004 ボウエンギョ Bathyleptus lisae Walters 体長50〜100 39 39.0〜78.0 1.33
脊椎動物門魚上鋼硬骨魚綱条鰭亜綱真骨下綱 ヒメ目 ボウエンギョ科
体長16cm。前方につきだした不思議な目をもつ魚。このような管状の目は不釣合いに大きなレンズを持っているためで、極少ない深海の光を集めるのに適している。大西洋でのみ見られる深海魚。
M2005 ホソミクジラウオ Cetostoma regani Zugmayer 体長160 51 31.9 0.63
脊椎動物門魚上鋼硬骨魚綱条鰭亜綱真骨下綱 キンメダイ目 クジラウオ科
体長16cm。大きな口と顔つきからクジラウオの名を持つ。全身赤い色をしているが、暗い深海では黒く見え、逆に目立たない。目が小さいかわりに、水の振動を感じる側線が発達している。
青森県太平洋岸。水深2000M。
M2006 テンガンムネエソ Poiyipnus fraseri Fowler 体長40 31 77.5 2.5
脊椎動物門魚上鋼硬骨魚綱条鰭亜綱真骨下綱 ワニトカゲギス目 ムネエソ科
体長4cm。英名のとおり、小さな”手斧”のような体型をした魚。体の下側に発光器をもち、ここを光らせることにより自分の姿の陰影を消して外敵から身を守る。上を向いた大きな管状の目がユニーク。
東北沖。水深600M。
M2007 メンダコ Opisthoteuthis depressa Ijima & Ikeda 幅長200 30 15 0.5
軟体動物門頭足鋼二鰓亜鋼 十腕形目有触毛亜目 メンダコ科
体長20cm。深海性のタコの仲間で、体は寒天質でとても柔らかい。円盤状の体が独特で、平たくなったり、ドーム状に丸くなったりと自由自在。吸盤は一列で両側にトゲ状突起を持つのが特徴。
本州太平洋岸(駿河湾・遠州灘等)。東シナ海。水深200〜500M。
M2008 シーラカンス Latimeria chalumnae Smith 体長1200 55 4.6 0.08
脊椎動物門魚上綱硬骨魚綱総鰭亜綱 シーラカンス目 ラティメリア科
体長120cm。1938年アフリカ南東部の海域で発見された「生きた化石」。水深200m位の岩礁地帯に棲んでいるが、2000m以上の深海に棲む魚を食べていた記録もあり、生態には謎が多い。最近ではインドネシアでも近縁種が発見されている。
M2009 ギンザメ Chimaera phantasma Jordan et Snyder 体長1000 46 4.6 0.1
脊椎動物門魚上綱軟骨魚綱全頭亜 ギンザメ目 ギンザメ科
体長100cm。原始的な軟骨魚の仲間で、飛び出た歯がネズミの前歯のように見えるため”ラットフィッシュ”の別名を持つ。大きな胸ビレを使ってとぶように泳ぎ、頑丈な歯でエビやカニなどを食べている。
北海道以南。東シナ海。水深100〜500M。
M2SP1 マッコウクジラ Physeter macrocephalus 体長15000〜20000 60 0.3〜0.4 0.01
脊椎動物門四肢動物上綱哺乳綱獣亜綱真獣下綱 クジラ目歯クジラ亜目 マッコウクジラ科
体長1800cm。もっとも深く潜水できる哺乳類で、水深1140mの海底ケーブルにからまっていた例もあり、オスの潜水能力は3000mともいわれる。潜水時間は1時間以上。イカ類を主食とし、巨大なダイオウイカを襲うこともある。
南日本、太平洋。水深1400M以上。
海洋堂さまへのお詫び
参考に海洋堂さまの解説を転載しております。著作権を侵害してまことに申し訳ありません。典拠明記の上の引用としてご容赦くださいましたら幸いです。もし支障がございましたら、いつでも削除いたしますので、ご連絡ください。