ご 返 事

最近このホームページを読んで下さった方から、相談のメールが入ります。頂いた内容は公開いたしませんが、悩みは共通の問題だと思いますので、返事を掲載することに致します。

「先生まるちょうだい」の続編とでも思って読んで下さい。

  M様(保育園男児―4才―の父)

初めまして。岩本良子です。

私のホームページ読んで下さって有り難う御座いました。

保育園では元気で問題はないが、家では感情のコントールがうまくできないとの事。                               私は小学生から高校生までの学習の手伝いをしておりますが、幼児教育の経験はありませんので、ご相談について適切なご助言を差し上げることはできません。どなたかよき相談相手になっていただける方を探してみますので、しばらくお待ちになって下さい。

ただ、子供は成長すること、子育ての答えはすぐにはもらえないこと、私はいつもこの事を心に留めて子どもたちを見守っております。しかしお宅は当面毎日の生活にどう対処したら良いか悩んで居られるのですから本当に良い相談相手が欲しいですよね。一寸待って下さい。心当たりを探してみますから。

まだまだ暑い夏、お大事に。お子さまの成長の上に祝福を祈っております。

                   祝福とご平安を祈りつつ

                          岩 本 良 子

  

第2信                 

お返事が大変遅れて申しわけございませんでした。小田原市矢作幼稚園の園長先生よりい返事いただきましたのでお送りいたします。

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十分にお話を聞いてお答えしたいのですが、文面を拝見させていただいた限り、園生活が楽しく過ごせているし、また園で友達とのトラブルがないようですし、園生活において支障をきたすことがないようですのでその点は安心だと思います。

家庭での姿ですがまだ4歳ですから甘えたり、わがままを言ったりと色々あると思います。自分の感情をうまくコントロール出来ないと書かれていますが、まだまだ出来ないことも多々あります。みんなの前にたつと頭が真っ白になるということでもこの時期の幼児ならよく見られることです。友達にあたったりと言うのもひどくあたったり(怪我をさせるほど)、とめても向かっていったりというようでしたら問題ですが。良いこと、と悪いことを教えていらっしゃるので4歳なりに理解していると思います。

 幼児が泣いたり、わめいたりしたときに一番かかわりのあるお母さんが十分にお話を聞いてあげることが大事かと思われます。下のお子さんに手が掛かるのはわかるのですが聞いて欲しいときに聞いてあげないと幼児は欲求不満に成ります。親は必ず”子”の言葉に耳を傾けて欲しいと思います。遊ぶときも一緒になって遊び、共に喜んだり、悲しんだりと共感することがとても大切だと思います。

 躾(特に善悪の区別など)はきちんとなさっていられるので是非上記のことを心掛けて頂けたらと思います。

 それとお兄ちゃんだからと我慢させたり、下のお子さんと比較しないように心掛けましょう。一人一人のお子さんにはそれぞれ個性がありますので、よいところを育てていくようになさって欲しいと思います。

 最後にこのお子さんの状態から見て「キレル」と言った状態ではないと思います。 ご両親があたたかく接してあげること、良く話をきくことを忘れずに。(無理矢理聞くのでなく)

 事例として

  ・親や先生の言うことを聞かなくなる子、常に「ウルセー」と言う子

  ・目つきが鋭くなってくる子

幼児でも荒れてくるとこのような状態が見られますので、気を付けてみていかれると良いでしょう。 

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 孫がお世話になった幼稚園の園長先生で37年の経験を持っておられます。この先生が心配はないとおっしゃっていますので、安心してお子さんの成長を見守ってあげて下さいませ。

                     祝福とご平安を祈りつつ

                         岩 本 良 子

 

K様(塾講師のアルバイトをしている大学生)

 

岩本良子です。初めまして。メール拝見いたしました。

塾講師のバイトを始められて一ヶ月ほどですね。今が一番大変な時だと思います。私も大変でした。卒業してすぐ小学1年生を受け持つことになり、とうとう耳下線炎になり、(これは本当は子供の時罹る病気で、大人になって罹ったので病状がひどく)学校をずいぶん長く休んだので、教育委員会で話題となり1年生の先生がおたふくかぜになったと、大笑いされたことを思い出しました。

 生徒達になんと話しかけたらよいのか共通の話題もなく、また呼びかけても生徒達はうなずくだけでしゃべらないとのこと、私も同じですよ。困ってしまうことがあります。でも生徒達は勉強に来ているのですから、分からないところを懇ろに説明したりしているうちに心は通い合うものです。その間に、ぽろっと学校のことや家のことを話したりするとちょっと尋ねてみたり、一緒になって憤慨したり、笑ったりするぐらいです。また友達同士しゃべっているところに仲間入りしたりします。生徒達に調子を合わせる必要はないでしょう。
  塾長先生の「あなたはおとなしすぎる」「明るさがかげている」との言葉は辛かったですね。でも、未だお会いしたばかりではありませんか。人の良さは長いおつきあいでわかるものです。人の批評などあまり気にしない方がよいですよ。教育は、長い長い時間を掛けての仕事ですし、人それぞれの特質がそれぞれに実るのですから、あなたが「たかがバイトでも自分の受け持った生徒は最後まで一生懸命やりたい」と思っておられる気持ちはやがて生徒にも塾長先生にも通じますよ。
 私は生徒達とはお祖母ちゃんと、孫の関係ですが、あなたは年近い先輩ですからもうしばらくすればきっとよいお友達になりますよ。
バイトの為の予習、大学での自分自身の勉強などで忙しいうえ、行き帰りに時間をとられるので、ご両親がそれを理由に止めたらよいとおっしゃっておられるとか。迷っておられるようですがあなたが続けたいとの思いが少しでもあるならば、もうすこし辛抱してごらんになりませんか。辞めることは何時でもできます。早急に結論を出すことは勿体ないですよ。若いのですから何事も経験、人生勉強とのんびりした気持ちで事に当たった方がよいでしょう。すこしずうずうしい位でいいと思いますよ。十人十色、みんなそれぞれ良いものを持っているのですからそれを大事にしてご自分を愛してくださいね。

                      祝福とご平安を祈りつつ

                         岩 本 良 子

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第2信

お元気そうでなによりです。

真剣に取り組んでおられる貴女に受け持って貰っている生徒さんは幸せですね。生徒達ともずいぶん話ができるようになられたようでよかったですね。学力の差、意欲の差、個性の差いろいろな差を持った生徒達に出会って苦戦しておられるようですが20年以上やっている私でも、新しい生徒さんに出会う度に付き合い方、導き方を試行錯誤しながら探っているのが現状です。
生まれも、育ちも違ういきた人間とのお付き合いですから決まったマニュアル等ありませんからね。特に普通に学習ができない生徒―例えば全然意欲がない、集中力がない、基礎学力がない、日本語すら充分に理解できないなどーと場合、どうしたら良いかと常に心にとめながら、思い付くままにあれこれー例えば英語でしたら、カードやテープを使ったり、手のひらに書いてもらったり等―試みてみます。答えが出るまでには時間が掛かります。がある時生徒の中に小さなきらめきを発見したり、成果を見たりして喜んでいるところです。                              あなたもきっと喜びを刈り取るときが来ますよ。

くれぐれも心身共にお大事に。

                      祝福とご平安を祈りつつ

                          岩 本 良 子

 

H様(小学2年生女児の母)

メール拝見いたしました。

小学2年生でまだ本がよく読めない、片言読みしかできないとのこと、御心配ですね。

 私の所にもいろいろな方がいらっしゃいますが、子供さんと接するとき”子供は成長し今のままではない、変わっていく”ということをいつも念頭においています。

 特に小学1、2年生の頃は充分発達していないお子さんを見受けます。また偏って成長していてある部分が劣っているということもあります。”この子こんなに賢いのにどうして計算が出来ないのかな”と訝っていた子が4年生頃になると、計算ばかりでなく、理解力もみせます。「Tちゃん、よーく勉強できるようになったね」と言うとにっこりします。
小さいときはあまり細かいことは注意せずに意欲を大切にして、楽しく、その子供さんにあわせて一日ひとつプラスワン出来れば良しと思っています。大人はどうして分からないのといいたいことでも子供には理解不可能な事もあるようです。でも子供にはそれなりの理解と思考の回路が次第に発達するようです。また他と比較する心も大人ほどではなく自分が出来では嬉しいようです。それを共に喜びたいと思います。
 小学2年生はここまで出来なくてはいけないなどと決める必要はなく、決めたその基準が子供の芽を摘んでしまいます。とはいえ学校というところはその基準で進み、評価されるので、お辛いところだと思いますが、それはお母様が子供さんを守ってあげて下さい。しかし、この頃は学校も随分変わってきているようですから良き変革を期待しています。
 もうひとつ子供の脳はそんなに速度が速くないということです。計算にしても、国語の問題にしても答えがすぐ出ないのです。こどもなりにゆっくり思考しているのです。簡単な計算ですらゆっくりの場合があります。大人はせっかちですからまだあと思いますが。コンピューターと同じですね。作られはじめのコンピューターの速度が遅かったように。子供の発達の過程のなかに私たちも一緒に在る事が必要だと思います。
 ある教育心理学の先生の講演会で”私たちは子供に刺激を与えるだけでよい、その刺激をうけて、子供は自分自身で伸びる。これが生命です”と聴きました。それ以来”私の仕事は安心と刺激を与えること”と自分に言い聞かせ、子供を見守りながら手助けしています。
 中学生でも1年生の時はどうしようもない生徒さんが、2年の後半にもなれば理解もし、学習意欲も出てきて私を喜ばせてくれます。3年にもなれば、もっともっと思考力も発達するように思います。高校生になって目覚める生徒もいます。安心して子供さんを見守ってあげて下さい。
 でも今の世に中、自分の価値観で生きることは大変ですね。最近東京の文京区音羽で起こった事件本当に悲しい、痛ましいことでした。もっと自然態で 人生を送れる世の中にならないものかと思いますが。 
 どうかお嬢様お大事にお育て下さいませ。人生はいろいろ 全ての命は祝福されていると信じています。これは64年間生きて来た私の実感です。今日は私の誕生日だったんですよ。
 私も三重に居たことがあります。子育て真っ最中でした。懐かしい土地です。では又。

                    祝福とご平安を祈りつつ

                          岩 本 良 子

  

(?_?)

 最近小学校低学年のお子さんをお持ちの方から共通のお悩みが届きます。

例1 

担任の先生から、「よく見てあげて下さい」いわれ、一生懸命見てやり、教えてやるのですが、何回言っても理解してくれなかったり・・さっきしたことが、全く忘れてしまって分からなかったり・・なんで、こんな事が出来ないの!とイライラがつもるばかりで、時には手が出てしまったり・・・。

例2

宿題を見ていると、腹が立つほど出来ません。で、いけないとは思っているのですが、ひどく叱ってしまったり、けなしてしまってり、時には手が出ることも・・・。

子供は、誉めて育てろ。ということも頭では、よく分かっているつもりなのに・・・

 お返事

私のホームページ読んで下さったとのこと、嬉しく存知ます。

お母さんのお悩みは母として皆さんがお持ちになる共通の葛藤です。殆どの相談がそうです。私自身も子育ての時は同じ事で悩みました。年を重ねた今、距離を持って接することのできる生徒さんには、ゆとりのある対応が出来ますが、母と子という関係ではいらいらしたり、叱りつけたりしてしまって反省するといったようなことを繰り返してしまうのは当然だと思います。

かつて私が娘のことで精神科のお医者様にお世話になったとき、色々と教えて下さいましたが、最後に「私が申した事を何時も何時も実行しなくてはいけないと云うのではありません。日に3回薬を飲むように私の申した『言葉の薬』を思い出して貰えばそれでよいのです」と言われました。

「子供は、誉めて育てろ」と言う言葉を、時々お薬のように思い出すことが心の修正をしてくれることでしょう。

私が子供の時は先生にも両親にも「勉強、勉強」と言われなかったように思います。終戦直後でしたから、家庭も世の中もそれどころではなかったのかも知れません。が、今はお父さんやお母さんが、何かに脅迫されてでもいるかのように、勉強勉強といって子供達に対面しておられるように見受けられます。その脅迫に疑問を感じたり、反発を感じたりして、勉強嫌いになっているお子さんもおられるようです。

私の仕事はこのような時代に生きている子供さんのケアをしながら、「自分のために勉強する、勉強が楽しくなる」、そういう心持ちになるように時間を掛けて日々の勉強のお世話をすることだと思っています。

どうしてこんなにやる気がないのか、どうして?どうして?と私が心痛めている子供さんでも中学3年、或いは高校2年にもなれば、自分の将来のことを考えるようになり、勉強しなければと思うようになります。そのころには脳も発達して理解力、思考力が育まれ、学ぶ楽しみすら感じるようになります。育ってきた少々大人の体格のなっている生徒さんをみて、よかったと思うのです。

子育ては時間の長い仕事です。子供さんから一寸目をそらして、心を空に向けて深呼吸でもして見ませんか。御心配いりませんよ。命は命自身で育って参ります、現代はその速度が遅く親は待っておられないようですが。

どうかご自分をお大切に。

                  祝福とご平安を祈りつつ

                            岩本良子

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(?_?)公文式ドリルについて

 公文式ドリルはたしざん、ひきざん、かんじ、国語チェックドリル、算数チェックドリルと、5冊もあります。(これでも、国語の文章題とか、省いたのですが・・)一応説明に書いてあるように、最初から順番にするようにしていますが、毎日しているとはいえ、寝る前の少しの時間なもので、1冊の1ページしか出来ないこともありますし、今学校でしているところまで、追いつくのには、気が遠くなるほどかかりそうです。

やっぱり、最初からキチキチと、していった方が良いのでしょうか?

お返事

S子ちゃんの毎日5冊は、一寸大変かなと思います。嫌になったら何にもなりませんから、無理強いは感心できません。

ドリルはほんの少しずつやれば良いと思います。「継続は力なり」と言います。公文式のものを一つ一つキチキチする必要はないでしょう。現在学校で勉強しているところをやってみて、とても無理なら、どこまで戻ればよいか検討してみて、そこから始めればよいでしょう。

もし2年生で習ったことが理解できれば1年生を復習する必要はありません。しかもいつも満点である必要はありません。ミスは誰にでもあることですから。今習っているところを繰り返し繰り返し練習すればよいでしょう。それをやりながら、やはり1年生の時に勉強したことが良く理解できていないと気付けばそこを復習して下さい。(繰り上がり、繰り下がり 数字の表し方がポイントです)

楽しくすることが大事なことはですから、遊び感覚で勉学ならず勉楽して下さい。

                  祝福とご平安を祈りつつ

                            岩本良子

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(?_?)

子供の成績が悪いのですが仕事を止めた方が良いのでしょうか。

お返事

体調をくずして数日伏せっていましたので、お返事が遅れてごめんなさい。

大事なお仕事を辞めるということは相当な決意がいることと思います。よくよくお考んがえになってからのこととなりましょう。

仕事を辞めてゆったりとした気持ちで子供と向き合うことはとても良いことだと思います。特にお小さいお子さんでしたらなおのことです。

けれども、問題もあります。お子さんとどの様に向き合うか、向き合えるかが問題なのです。

子育てが専業になると、どうなるか? 子供との距離が短くなって、注意ばかりするようになったり、言うことを聞いてくれなくていらいらしたり、思わぬ結果になりかねません。こんなはずではなっかたと後悔しないとも言えません。

又、お勉強の為にお仕事をお辞めになることが、本当に効果があるかどうかは疑問です。

と申しますのは、親子ではなかなか勉強を教えることは難しいからです。すぐ感情的になって叱りつけてしまったり……というのが、殆どの方の感想です。まして4年生にもなればそろそろ親離れが始まるときですから、なおさら大変です。けれども、下の子供さんもおられるのですから、経済的に余裕があり、ゆったりした生活をと、お考えなら、お仕事をお辞めになることも良いことだと思います。

                      祝福とご平安を祈りつつ

                            岩本良子

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(?_?)

 テストの点が20点30点しか取れない子を進学塾に入れるのも踏み切れないでいます

お返事

学校の勉強が良く理解できていないお子さんを進学塾に通わせることは賛成できません。丁寧に補習して下さる方があれば、それが一番良いと思います。

お忙しいでしょうがまず、子供さんが眠られてから出来なかったテストを点検してみてはいかがでしょう。

算数でしたら繰り上がり、繰り下がり、九九、かけ算わり算小数分数の基本が分かっているか。基本は分かっているのにミスをするのか。文章題はともかく計算が出来れば先ずはよいと思います。文章題は今のお子さんは苦手です。成長するに連れ理解力は付いてきますから、計算さえできていれば、いますぐと急ぐ必要は御座いません。

国語は点を取るのは難しいと思います。分かっていてもどう答えて良いか、それが分からないようです。答えを書けなくても聞けば答えられる子供さんは多いです。また問題を読んであげるだけで答えられるのです。読む力がないのです。これはやっぱり訓練です。問題を数多くして、自然に体得する以外ありません。

まず、お子さんの現状をチェクなさってから対策を考えられたら良いと思います。

お忙しい身で、御心配だと思います。でも精神的成長に伴って意欲も出ますし、理解力も増してきますから お子さんを大事にしてお育てになればそんなに心配なさらなくても大丈夫ですよ。

                     祝福とご平安を祈りつつ

                            岩本良子

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(?_?)

宿題をするとき 下敷きを敷かない。鉛筆を削るように言っても、「まだ書ける」と言って、芯が丸いまま持っていく。ズボンから、シャツがいつもだら〜んと出ている。加えて、未だにひらがな・カタカナが、パッツと想い出せないときがある。こんな時むきになる自分がいやなんです。どうしたらよいでしょう。

お返事

 母であれば誰もが悩む問題だと思います。私も3人の子供を育てましたが、貴女とまったく同じでした。多くの方が同じことをおっしゃいます。今日もお隣の奥さんが、2人の小さい坊ちゃんがありますが、同じことを塀越しにおっしゃっておられました。

私が子育てをしていた時どんなにして心を抑えたり沈めたりしていたか忘れてしまいましたが・・。おこりっぱなしだったのかも知れません。次々に起こる日常生活の諸問題に押し流されて時が過ぎていったのかも知れません。でも大騒動しながら育てましたが、みな大人になってちゃんと生活しています。だから大丈夫ですよ。子供と大人の生活感覚は違うところがあると思います。そのずれで衝突する事もあるのでしょう。

勉強に来ている子供さんもなかなか言うことを聞いてくれません。例えば数直線を書くようにと言っても書きませんし、中学生になると暗算ではなく、式を書くように言ってもすぐには聞いてくれません。でも私は無理強いはいたしません。機会ある度に何回も「こうするといいんだよ」「これが賢い方法なんだよ」と繰り返し繰り返し話すことにしています。

子供は親の影響だけを受けているわけではなく、社会のまた時代の渦の中で色々な影響を受けて家庭に帰ってくるわけですから親の手に負えないことも沢山あります。一人で背負ったら大変です。子供は自分の子供であると同時に別の人格ですし時代の子ですから、親の役目は大きく信じて成長を待つことだと思っています。

さりとて毎日のことどうしていいか困ったものですよね。今私は子供を育てていませんので立場は違いますが、例えば主人と意見が違ったり、主人のする事が気にいらないときなど必ず思ったことは言うことにしています。むかしから「黙っているのは腹ふくるるわざ」とか「王様の耳はロバの耳」などのことわざがあるとおりですから。

でも言うことを聞いて欲しいとは思わないことにしています。夫婦と言えども別の人格ですから考えも思いも感情も違うのですから。

また孫達に対してもいけないと思うこと、いいと思うこと腹の立つこと何でも言うことにしています。言わないと腹もふくれるし、黙っていては私の思っていることを伝えることが出来ないからです。でもすぐに分かって欲しいとか、言うことを聞いて欲しいとか思いません。いつか分かるときが来るかも知れない、年を取ってから思い出してくれるかも知れないと思って言います。極端な話 私が死んでから思い出してくれてもいいと思ったりもします。

腹が立って許せないときはしばらく別のところに行ってテレビを見たり本を読んだりして時を過ごします。するとだんだん平常心になってつき合えますから。孫は距離がありますが子供はそう簡単にはいきませんよね。特効薬になるようなお返事が出来なくてごめんなさいね。

なんだかあまりお役に立たないことばかり書き並べましたが、心の中を吐露することで心の整理ができるかも知れませんのでメールご遠慮なく。

                     祝福とご平安祈りつつ

                             岩本良子

嬉しいメールをご紹介いたします。

勉強のこと、家族関係のこと、学校の先生とのこと、塾の先生とのこと、母親としての心の葛藤など次から次に起こる問題に悩みながら、懸命に生きて来られ、その都度ご相談のメールを頂いていましたが、この度、喜びのメールを頂きました。

 

  先生 聞いて下さい

・・・・・・ひとつ、お知らせしたい事があります。11月に小学校の音楽会がありました。その音楽会の演奏でk子が、な・な・なんとピアノに選ばれて弾きました。習っている子が何人か、皆の前で弾いてその中から選ばれたようです。

それはそれは、娘も私も家内中で大喜びしました。そこまでは良かったのですが、楽譜をもらってくるとディズニーのリトルマーメイドという映画の中の挿入歌で、『アンダー・ザ・シー』という、テンポがとっても速く難し〜い曲だったのです。学校の先生は、ピアノの先生に教えてもらってね。と言われるだけで、学校では見てくださらないし、ピアノの先生に言っても、「今は、グレードのテスト前だから、そんなのしてる場合じゃない。k子ちゃん、それ他の子に代わってもらい!」なんて、言われるし・・・それは、それは悲惨でした。

でも、私としては(いつも、わりと何でも出来ない出来ないと言われてるだけに・・)何としてでも、弾けるようにしてやりたく、CDを買って来て毎日聞いたり、それこそ毎晩みっちり1時間以上、涙の特訓を続けました。

最初は、本当にダメかもしれない・・・と私も娘も落ち込んだ時がありましたが、2週間たった頃からなんとか、全部を通して弾けるようになり、あとは自信がついたのか、めきめき腕をあげました。

ほんと、子供ってすごい!と思いましたよ!

そして無事、本番も頑張って弾く事が出来ました!!!

この、あれだけ難しかった曲を、毎日毎日1〜2時間の練習を1日もかかさず、最後までやり遂げたことがすごくいい意味で、自信につながったと思います。いい経験でした。

本人も、3年生も4年生もずーっとピアノに選ばれるようにがんばる!と言っていました。

頑張ったら、あれだけの事が出来たんですけど・・・算数・・・塾に行かないと絶対にダメよ!なんてどうして言われるのでしょうかねえ?

実家の両親も、「k子ちゃん、あれだけの事が(音楽会のピアノ)出来るのに、なんでやろなあ?

不思議やなあ・・・普通ピアノが出来たら、算数も出来るって言うんだけどなあ・・・・」なんて、言ってました。

私も、同感です。。。

お返事

k子ちゃん 良かったですね。

ほんとにほんとに良かった。皆さんのお喜びどんなに大きかったことでしょう。k子ちゃんも一つ自信がついたんじゃありませんか。

お母さんもがんばられましたね。厳しい現実の中で良くも良くも母子で突破なさったと感激しています。何か一つ大きな道が開かれたのではないでしょうか。前進して下さい。応援しています。

塾には絶対行かねばと勧告されたとのこと、算数は学校で教えられたものが一応理解でき、宿題など練習問題が出来れば、塾に行く、行かないはどちらでも良いと思いますよ。昔から「読み書きそろばん」と言われますように、基礎だけを身につけていればあとは心身の成長に伴って学力はついてきます。

                     祝福とご平安祈りつつ

                         岩本良子

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