2000年夏 名立〜魚津〜大町 コンサートツァー報告

 悲しい悲しい事件から10年の間、堤さん都子さんと親交のあった日本フィルハーモニーの音楽家の方々が、総計すると一体何回の支援、そして追悼コンサートを開いて下さったのでしょう?

 今回の主な目的地、名立経由糸魚川を 目指してツアーが出発したのは 8月24日早朝。名立、魚津、大 町と3カ所のメモリアルの地を 訪ねて演奏を捧げながらのコンサートです。皮切りは名立市内の知的障害者施設「名立園」の20周年をお祝いして演奏をプレゼント。夜は新潟県糸魚川市にある「ビーチホールまが玉」での「こころを結ぶ愛と追悼コンサート」。翌8月25日の昼過ぎには、富山県葛さん宅でのホームコン サート、夕べには長野県にある松代国民宿舎にて、宿泊中のお客様を対象にしたロビーコンサートでした。26日最終日は埼玉に戻り「親父ホール」で打ち上げでした。

 奏者は松本克美さん(ヴァイオリン)、阿部由紀子さん(ピアノ)、石井陽子さん(フ ルート)、フランスから来たベッセラ・ペロフスカさん(ピアノ)、その夫アラン・ペルシ オさん(ヴァイオリン)の5人でした。 堤さんの好きだったタイスの瞑想曲、都子さんのイメージとしてシューベルトのアヴェ・マリア、龍彦君へのユーモレスクが奏でられると、音楽の不思議な美しい力に、心の底を大きく揺さぶられました。

逸見登久恵

<都子基金>通信第1号(2000年10月発行)より

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