岡崎被告の死刑確定=オウムで初、訂正申し立て棄却−最高裁


 坂本弁護士一家殺害事件などで殺人罪に問われ、上告審で1、2審の死刑を支持する判決を受けたオウム真理教元幹部岡崎一明被告(44)(養子縁組で宮前に改姓)が判決訂正の申し立てをしたのに対し、最高裁第1小法廷(島田仁郎裁判長)は5月7日までに、「判決内容に誤りは発見されない」として、同被告側の申し立てを棄却する決定をし、死刑が確定しました。決定は6日付。

 
 教団による一連の事件では、1審や2審で松本智津夫被告(50)=教祖名麻原彰晃、控訴=ら計13人に死刑が言い渡され、岡崎被告以外に7人が上告していますが、死刑判決が確定したのは初めてです。

 

 刑事訴訟法は、最高裁判決から10日以内に訂正を申し立てることができると定めています。


 1、2審判決によると、岡崎被告は松本被告らと共謀、1989年11月4日未明、横浜市磯子区の弁護士坂本堤さん=当時(33)=宅に侵入し一家3人を殺害。同年2月上旬には静岡県富士宮市の教団施設内で、脱会しようとしていた信者の田口修二さん=同(21)=を殺害しました。


 最高裁は今年4月7日、1、2審と同様に岡崎被告の自首を認めましたが、「法治国家の秩序を一顧だにしない反社会性の極めて高い犯行」として、弁護側の上告を退けています。

(2005年5月7日)


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