三番瀬埋め立て計画

川口環境相が「全面見直し」発言


千葉の干潟を守る会 牛野くみ子



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 新年おめでとうございます。
 新しい世紀の幕開けは三番瀬保全からと思っておりましたところ、(2001年)1月12日、三番瀬視察に来られた川口順子環境相は、「大都会の近くにこのような自然生態系が保存されていることはすばらしい。子孫に引き継いでゆくべき」と発言されました。さらに、「必要性について納得できない。さらなる全面見直しを」と強く県に迫りました。
 この発言内容は環境庁時代からの姿勢ですが、このように早い時期に明言されたことに省としての威厳と誇りを感じます。そして頼れる力強い環境省を私たちに示してくれました。
 ご存じのようにその2日前、埋め立て計画案を審議中の環境調整検討委員会(1月10日開催)が、これまでの議論の報告書案をまとめたところです。しかし、内容をみると、埋め立て面積が101ヘクタールに縮小されたとはいえ、事業の必要性が明確に示されていないことや、環境会議への報告の時期は未定であるなど、解決が先送りにされています。
 そのようなことから、環境省では、「埋立免許申請が出されてから反対姿勢を示せば事業者に迷惑がかかる。早い結論はお互いの利益にかなう」ことを強調し、今回の環境相発言に踏み切ったようです。
 テレビや新聞を見た方々から、「良かったですねー」と、早くもお祝いの電話も受けました。しかし、千葉県がどのような対応にでてくるか予断は許されません。私たちは、今後も、三番瀬ひいては東京湾全体の保全に全力をつくします。そして、シギ・チドリ類の重要な湿地として、三番瀬がラムサール条約に登録されるよう働きかけていきます。
 開発をやめたとき、千葉県に明るい21世紀がおとずれるのです。

(2001年1月)





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