三番瀬人工干潟

 環境庁長官の否定的発言に

  千葉県は検討継続の姿勢




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 真鍋賢二環境庁長官が(1999年)6月11日、東京湾の干潟と浅瀬「三番瀬」で県が計画している人工干潟の造成について「有益性があると理解していない」と否定的な考え方を示したことを受けて、県は「人工干潟は埋め立ての代償措置ではなく、人の利用や漁業環境の向上に必要なものだ」として、引き続き人工干潟を検討していく姿勢を示した。
 三番瀬埋め立て計画の県の見直し案によると、101ヘクタールに縮小する埋め立て面積のうち、市川市側の90ヘクタールの先に60−70ヘクタール(延長約800−900メートル)の規模で人工干潟を造成する。その理由について、
 (1) 人が海に触れあえる空間をつくる
 (2) 漁場環境を向上させる
 (3) 潮の流れを改善し、海底に酸素を送り込む
 ──などをあげている。
 県は人工干潟に関する委員会を設置。造成後、シギなどの水取りのえさ場や、潮干狩り場として使えるように整備したいという。
 県の担当者は「埋め立ては重要な干潟を避けて造るわけだから、人工干潟は埋め立てで失われるものの代償措置ではない」と述べ、「きちんと計画の内容が定まってから、環境庁にも説明して、指導を仰ぎたい」と話した。

(朝日新聞・千葉版、1999年6月12日付け)  





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