マゴチ、アカメバル、アカエイ…

〜三番瀬市民調査(2016年4月)〜



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マゴチは2006年以来2回目の確認

 2016年4月9日、2016年最初の三番瀬市民調査をおこないました。
 干潮の潮位(予測値)は午後0時17分に1cmです。好天気だったので干潟の干出を期待しましたが、残念ながらそうなりませんでした。大きなカキ礁の北西部でわずかに干出した程度です。あと5センチぐらい引けば広く干出するという状況でした。
 この日は生き物、透視度、塩分濃度、酸化還元電位、カキ礁を調査しました。
 生き物は59種類を確認です。比較的大きなマゴチも採取しました。マゴチは2006年以来2回目の確認です。アカメバルも採取しました。アカメバルの確認は3年ぶりです。法大生がイシガレイを捕まえました。


アカエイが何匹も

 特徴的だったのは、大きなカキ礁のまわりをアカエイが何匹も泳いでいたことです。小さな赤ちゃんアカエイを数多く発見しました。座布団のような大きさの親アカエイも、浅くなった場所でもがいていました。
 もうひとつの特徴は、カキ礁の北西部の干潟がすごくぬかるんでいたことです。カキ礁のすぐ近くでも歩きにくい場所がでてきました。


猫実川河口域をめぐって大きな動き

 船上でのオリエンテーションでは、猫実川河口域をめぐって最近大きな動きがあったことを説明しました。
 2016年2月県議会で、諸橋省明副知事が人工干潟造成についてこう答弁したことです。
     「三番瀬全体の自然再生への効果は限定的であり、また多額の整備費や管理費を要することなどが明らかになった。この検討結果から、県事業としての実現性は低いと考えた」
 また、猫実川河口域について環境生活部長がこう述べました。
     「カキ礁を含む猫実川河口域には底生生物が多く生息している。この区域は東京湾に残された貴重な干潟・浅海域である三番瀬の一部と考えている」
 私たちの主張を全面的に認めました。県幹部が県議会でこういうことを答弁したのははじめてです。
 人工干潟造成と第二湾岸道路建設を食い止めるうえでいい方向に情勢が動きだしました。これは人工干潟造成反対の運動をねばり強くつづけてきたことの成果です。とくに三番瀬市民調査は重要な役割をはたしてきました。もちろん油断は禁物です。
 オリエンテーションではそのようなことを話しました。


「貴重な場所ということを認識した」

 調査後の報告会では、法大生からこんな感想が寄せられました。
     「モーターボートに乗って海にでたのははじめてだった。いろいろなことを体験することができてとても楽しかった」
     「猫実川河口域をめぐる動きや市民調査、生き物のことなどをいろいろと教えてもらった。このような機会があってよかった」
     「ウミアイサを確認したとのことだが、私はみることができなかった。それが残念だった。干潟は干出しなかったが、いろいろな生き物がいて貴重な場所ということを認識した」






生き物調査班=2016年4月9日







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