チチブの産卵に感激

〜三番瀬市民調査(2014年5月)〜



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 三番瀬市民調査の会は(2014年)6月15日、三番瀬・猫実川河口域の市民調査をおこないました。初参加は大学生など5人です。


赤潮

 この日は三番瀬全域が赤潮でした。塩浜1丁目地先の海域は茶色になっていたので、カキ礁やその周辺はどうなっているのか、と心配しました。ところが、カキ礁は先月(5月)と同じ状況です。汚れや臭いはみられません。カキ礁の周辺は海水がかなり澄んでいました。カキ礁の浄化能力の高さを示しています。


採水器でカキ礁の塩分濃度を測定

 法政大学の高田教授が手作りの採水器を持参し、カキ礁の表層と下層(深さ80cm)の塩分濃度を測りました。タイドプール(潮だまり)は、表層も下層も塩分濃度がほとんど同じ(2くらい)です。しかし、カキ礁の周りの下層の塩分濃度は1.6くらいでした。


チチブの産卵に感激

 カキ殻の中に卵をびっしり産み付け、それを守っているチチブが見つかりました。卵をルーペ(拡大鏡)で見ると、目玉が見えます。初参加の大学生は感激です。
 調査のあと、初参加者からこんな感想が寄せられました。
     「いろいろな生き物を見ることができて楽しかった。カキ殻の中でチチブが卵を産み付け、それを守っているのを見て感動した。調査に参加し、カキ礁がいろいろな生き物の住み処(すみか)となったり、大事な産卵場所となったりしていることを学ぶことができた」

     「天然のカキ礁を見たのははじめてだった。千葉県にこんな場所があることや、たくさんの生き物がいることを知り、楽しかった」

     「私が住んでいる埼玉には海がないので、きょうは貴重な体験となった。一般の人が入れないところに連れていってもらい、いろいろなことを教えてもらったので、よかった。次回はアナジャコ釣りに挑戦したい」

     「習志野に住んでいるので、谷津干潟に何回か行ったことがある。しかし、谷津干潟は干潟に足を踏み入れることができない。きょうは浅瀬や干潟に踏み入れ、いろいろな生き物にふれることができた。楽しかった」

     「サッカーW杯日本戦のテレビ観戦をやめて、ここに来た。三番瀬に貴重な生態系が残っていることが知ることができ、とてもよかった」
 この日確認した生き物は47種類でした。








参加者



カキ殻の中に卵をびっしり産み付け、それを守っているチチブ=青山一さん撮影



チチブの卵をルーペ(拡大鏡)で見ると、目玉が見える=青山一さん撮影







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