すっかり回復したカキ礁

〜三番瀬・猫実川河口域の市民調査(2012年7月)〜



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 「三番瀬市民調査の会」は(2012年)7月4日、定例の市民調査をおこないました。
 千葉県と市川市が三番瀬・猫実川(ねこざねがわ)河口域が人工改変(人工干潟化)をめざしていることから、会はこの海域を守るため、2003年から調査をつづけています。3月から9月にかけて月1回です(荒天の場合は中止)。
 猫実川河口域にはモーターボートやゴムボートで渡り、調査しています。調査項目は生き物、アナジャコ巣穴数、塩分濃度、透明度、酸化還元電位などです。


◆カキ礁は汚れも異臭もなし

 この日の調査の特徴をこうです。
  • 前回(6月4日)は、汚れのひどい泥っぽいものがカキ礁を覆っていました。そして、何かが腐敗したような悪臭をただよわせていました。初めてみる様相でした。
     この日は、それがどうなったかが最大の注目点でした。
     モーターボートがカキ礁付近に到着する頃から、カキ礁が次第に姿を現しました。カキが潮を吹きました。前回はみられなかった光景です。
     汚れのひどい泥っぽいものもほとんどみられませんでした。ボートから降りてカキ礁に近寄っても、悪臭はまったくしません。5月以前の状態にもどりました。みんな安心しました。前回のあの汚れと悪臭はいったいなんだったのでしょうか。

  • この日の最大干潮は、潮位表では午前11時18分に4cmです。マイナスではないので干潟は干出しないのでは、と予想していましたが、カキ礁の北西部で干潟が現れました。おかげで、アナジャコの巣穴数も調べることができました。

  • カンザシゴカイがすごく目立ちました。カキ殻やアオサ、石などいろんなものに付着していました。カンザシゴカイが密集状態で付着しているものもあちこちでみられました。初めて見る光景です。

  • ここ最近、ワレカラがみられなかったのですが、きょうはオゴノリなどにたくさん付着していました。

 以上です。
 調査が終わったあと、モーターボートのうえでたいへんおいしいスイカをごちそうになりました。












すっかり元気をとりもどしたカキ礁



カキ礁の北西部に現れた泥干潟


1m2あたりのアナジャコの巣穴数を数える


アマモ


カンザイゴカイの一種。白い管状は棲管(せいかん)。茶色っぽいのがゴカイ



カキ殻に産み付けた卵を守るチチブ



チチブの卵。目玉が見える




アカクラゲ



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