三番瀬「ラムサール条約登録を」

〜14万2千の署名を県知事に提出〜



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 三番瀬保全団体の「三番瀬を守る署名ネットワーク」(田久保晴孝代表)は(2012年)3月14日、三番瀬のラムサール条約登録を求める署名14万2019筆を県知事に提出しました。
 ラムサール条約は、国際的に重要な湿地の保全などを目的とした条約です。今年7月、第11回ラムサール条約締約国会議(COP11)がルーマニアのブカレストで開かれます。それを機に三番瀬も登録できるよう、署名を提出して県に尽力を要請したものです。

 署名ネットは、自然保護団体など県内外の70団体で構成されます。2004年4月から船橋、市川、浦安、習志野の4市を中心に署名を集めてきました。

 田久保代表は署名提出後、こう述べました。
     「日本には湿地を守る法律がない。国内有数の野鳥の飛来地でもある三番瀬を守り、県民の誇りと感じてもらうために条約登録が必要だ」
     「しかし、県はこれまで関係者を説得する努力を怠ってきた」

 日本の場合、地元自治体が手続きをしないとラムサール条約登録ができないしくみになっています。ところが、県は登録に消極的です。それは、三番瀬が恒久的に保全されるのは困るからです。
 県は、第二東京湾岸道路を三番瀬の猫実川河口域に通すことをあきらめていません。また、猫実川河口域に面する市川市塩浜2、3丁目の埋め立て地では、市川市などが再開発計画を進めています。そのイメージ図には、猫実川河口域の人工砂浜化(人工ビーチ化)が描かれています。
 三番瀬のラムサール条約登録がなかなか進まない背景には、こうした開発構想が横たわっているのです。

 署名ネットなどの三番瀬保全団体は、東京湾奥部に唯一残った自然干潟と浅瀬である三番瀬を子々孫々に引き継ぐことをめざしています。そのため、人工砂浜化(人工干潟化)などの人工改変や埋め立てを防ぐとともに、三番瀬のラムサール条約登録運動を進めています。また、水循環の回復など、三番瀬の真の環境改善も求めています。

 署名ネットの織内勲事務局長は、「三番瀬は生物多様性の保全という観点からも、世界的に重要な干潟。県や市川市の腰が重いのは残念だ。今年はだめだったとしても、絶対にあきらめないで運動を続けていく」と話しています。




14万人署名を提出する「三番瀬を守る署名ネットワーク」の田久保晴孝代表




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