“現存する干潟・浅海域の保全”を明記すべき

〜千葉県自然保護連合が三番瀬再生事業計画案に意見〜




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 千葉県の「三番瀬再生計画(事業計画)(素案)」に対し、千葉県自然保護連合が意見書を提出しました。



意見書



2006年5月18日

 千葉県総合企画部企画調整課三番瀬再生推進室 御中

千葉県自然保護連合
代表 牛野くみ子


「三番瀬再生計画(事業計画)(素案)」に対する意見

 このことについて、下記のとおり意見を提出します。


 第1章第1節(事業計画の位置づけと計画期間)の中に、「三番瀬の再生は、現在ある干潟・浅海域を保全したうえで進める」ということを明記してください。

    (理由)
     三番瀬再生計画検討会議(円卓会議)がまとめた「三番瀬再生計画案」には、三番瀬再生の基本的な考え方として次のことが書かれています。
      「わが国はラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)の締約国であり、三番瀬はその登録湿地となることを目指していることから、その再生にあたっては、2002年の締約国会議において採択された『湿地復元の原則とガイドライン』に沿ったものでなくてはなりません。すなわち、湿地復元における最終目標・目標・評価基準の明確化、望ましくない副作用の回避、従来工法に対する生態工学の優先、現存する湿地の保全維持の優先、……などであり、今後三番瀬再生計画の具体化にあたっては、本指針との整合性を配慮する必要があります。」(42-43ページ)
     また、「現在ある干潟・浅海域は保全した上で」環境の多様性の回復をめざす、とされています(44ページ)。
     これは、自然再生を進めるうえで最も重要なことであり、欧米先進国では当たり前のこととされています。保全があってこその再生です。この原則をおろそかにして再生事業を進めれば、新たな自然破壊を招くことになります。
     また、円卓会議が提案した基本原則を無視するのでは、2年間と3億円をかけて開かれた円卓会議はいったい何だったのか、となります。
     現在ある干潟・浅海域は保全するということを明記してください。
以上







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