三番瀬の海からみた再生のイメージ図

〜漁協代表委員が提案〜




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 各委員や県民から提案された「海から見た再生イメージ」が、第6回「専門家会議」(4月19日開催)で配布されました。  そのうち、漁協代表委員が提案した「三番瀬の海からみた再生のイメージ図」を紹介します。


漁協代表委員が提案した「再生のイメージ図」





三番瀬の海からみた再生のイメージ図


海域小委員会委員 滝口嘉一
田村  勝
澤田洋一
相川貴央



1.イメージ図






2.海域再生の考え方

 三番瀬海域は地形変化と地盤沈下によって、流れが弱くなった。これは岸側域ほど顕著にみられる。そのため、三番瀬海域の海水交換が弱くなり、青潮発生時の生物へい死量や江戸川放水路からの出水時の泥分堆積の増大など、環境悪化の影響がかつてよりも増大した。また、アオサの繁茂、底質および底生生物相の変化などが生じ、岸側域ではかつてのようなアサリが優先して生息出来る状況ではなくなった。のり養殖では流速の低下によってノリの生育に適さなくなったばかりではなく、雑海藻(シオグサ科海藻、アオサ類)の繁殖によって、のり漁場としての力が大きく減少した。

 三番瀬海域を漁場として再生するためには、(1)岸側域に覆砂を行い、干潟を造成することによって、岸側域の流速の増大と底質改善を図る。これによって、(2)アサリなど有用な水産生物の優先する場を再生し、三番瀬海域の物質循環および自然浄化を促進する。(3)造成した干潟を市民の憩いのの場(潮干狩り場など)として提供する。(4)繁茂したアオサの除去などの漁場管理を容易にする。 (5)青潮、江戸川放水路からの出水の影響などを軽減する。また、(6)干潟の沖側には、幼稚仔保育機能、多様性の維持などを促進するための藻場を造成する。


3.再生の考え方実現のために必要な条件

 流速の改善のために岸側域を干潟にし、潮汐流による流速の増大を図るが、(1)どの程度浅くすれば、どの程度に流速は改善されるか、その際に、発生した青潮や江戸川放水路からの泥濁水をどの程度軽減できるか、についてシミュレーションによって解析する必要がある。(2)流れの変化と底質改善によって、かつての豊穣な三番瀬の生物相がどの程度再生されるか、についても既往調査資料および資料が不足の場合は今後の現地調査によって、予測・解析する必要がある。(3)藻場については、かつての三番瀬に繁茂したアマモ類、オゴノリを対象としたい。
 これら(1)〜(3)について、海域小委員会で早急に実現のための検討・解析を願いたい。








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