三番瀬保全団体と「三番瀬市民調査の会」は7月3日、三番瀬・猫実川河口域の自然観察会と定例市民調査をおこないました。
参加者は20人です。この日も、名古屋から小嶌健仁さんなど3人の方がゴムボート持参で応援にかけつけてくれました。貝類保全研究会の山下博由さんも初参加です。
大潮のこの日、広大な面積の干潟があらわれました。干潟のあちこちで、イボニシ、ホソウミニナ、ヘナタリ、アナジャコ、ブドウガイ、アカニシ、ガザミ、ホヤ、イッカククモガニ、ヒラムシ、サルボ、イシガニ、ハゼ、ウネナシトマヤガイ、エドガワミズゴマツボなど、たくさんの生き物を発見しました。高級寿司ネタのトリガイやアカガイも発見し、猫実川河口域の豊かな自然に感動しっぱなしの一日でした。
山下博由さんは、「生き物がたくさんいて、非常にすばらしいところだ。ウネナシトマヤガイやエドガワミズゴマツボなど、重要な貝も発見することができた。感動!感動!の連続で、すっかり三番瀬ファンになった」と感想と述べました。
また、「初めて参加した。アナジャコの穴が1m2あたり100もあると聞き、本当かなと思っていたが、実際に数えてみて、それが本当であることがわかった。感動した」「参加するたびに、新しい生き物を発見する。すばらしい場所だ」などという声も出されました。
三番瀬円卓会議がまとめた「三番瀬再生計画案」は、そんなすばらしい海域の一部をつぶして石積み護岸をつくり、その前面に土砂を投入するという提言を盛り込んでいます。この提言には、三番瀬保全団体などが強く反対し、パブリックコメントでも多数の県民が疑問や反対の意見を寄せました。しかし、円卓会議は強引にそれを決めてしまいました。県は、その「石積み護岸+土砂投入」を自然再生事業として今年度から実施する予定です。事前調査を十分にやらせることや市民監視が必要です。
「市民調査の会」は後日、採取物を分析して結果を発表することにしています。
(2004年7月)
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干潟のあちこちで調査と観察をおこないました
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ウネナシトマヤガイなど
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無数に発見されたウネナシトマヤガイ。千葉県のレッドデータブックに掲載されています。
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アカニシの卵。長刀(なぎなた)に似ていることからナギナタホウヅキともよばれています。猫実川河口域ではたくさんみられます。
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アカニシ
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小嶌健仁さんの新作コアサンプラー「お気楽7号」でアナジャコを採取。子どもたちがなんどもアナジャコ採取に挑戦しました。
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アナジャコの子ども。何匹も採れました。
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ゴカイ
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マメコブシガニ(手前)とイッカククモガニ
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5地点で、1m2あたりのアナジャコの巣穴の数を数えました。いちばん多い地点は234、最も少ない地点は114でした。
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海水は澄んでいて、たいへんきれいです。ハゼの子どもがたくさん泳ぎ回っています
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市川塩浜2丁目の前面にも広大な干潟があらわれました。
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ウミゴマツボ
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泥を篩(ふるい)にかけるとたくさんの生き物が採取できます
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サルボウ(上)とアカガイ(左)とトリガイ(右)。アカガイとトリガイは高級寿司ネタです。
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猫実川河口域の近くでアサリやアオヤギ(バカガイ)もたくさん採れました。
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アサリとアオヤギ(バカガイ)
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イソカイメン