800人が三番瀬の市川側でごみ拾い

〜「第2回市川三番瀬クリーンアップ大作戦 2000」〜




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 2000年11月19日、三番瀬埋め立て計画に反対している市民団体と、計画に賛成している市川市などが共同し、三番瀬の市川側護岸で大規模なごみ拾いを行いました。
 「市川三番瀬クリーンアップ大作戦」と名づけられたこのイベントは、昨年につづいて2回目です。市川青年会議所のメンバーらが中心となって企画。呼びかけ人には、埋め立て計画に賛成する市川市長、地元の企業や漁協、計画に反対する「市川緑の市民フォーラム」「三番瀬を守る署名ネットワーク」「三番瀬を守る会」「千葉の干潟を守る会」「千葉県自然保護連合」などの市民団体が立場を超えて名を連ねています。
 約800人の参加者は、全長3.3キロある護岸のうち約2.5キロを、ポリ袋とごみバサミを手にしながら、捨てられた空き缶やビン、レジ袋、雑誌などを懸命に拾い集めました。また、クレーン車を使って、海中に落ちていた自転車などを引き揚げたり、護岸に放置されていた廃車を撤去しました。








ポリ袋とごみバサミを使って、ごみを懸命に拾い集める参加者。



家族連れの参加者が非常に多かった。


1時間で拾い集めたごみは32トンにおよんだ。



「市川緑の市民フォーラム」や「行徳野鳥観察舎友の会」などのメンバーは、
前の晩に三番瀬の市川側で採ったハゼ、ガザミ、イシガニなどを水槽に入れて紹介。
たくさんの参加者が見物した。



ごみ拾いを終えた子どもたちは、三番瀬の市川側や放水路で
生息しているトビハゼなどの生き物を間近に見て大感激。



棒を挟んだまま離れないタイワンガザミ。ガザミの別名はワタリガニだ。
歩脚の第4脚が舟の櫂(かい)のようになっていて、水中を自由に泳ぎまわる。陸上でも素早く動く。
そして、獰猛(どうもう)だ。指をはさまれてしまったら、大けがをする。



江戸川放水路に生息する北限のトビハゼ。トビハゼは、干潟の上を這い回って生活するハゼ科の魚。
有明海沿岸に棲むムツゴロウと良く似た魚だ。伊勢湾以西にはけっこう生息地があるが、
東京湾の生息地だけはポツンと離れた場所にある。
東京湾での生息の中心は市川市内であり、そこは同時に、国内分布の北限にもなっている。



「三番瀬を守る署名ネットワーク」のメンバーは、
三番瀬の市川側で採集した底生生物(ゴカイなど)を顕微鏡で見せた。



「市川緑の市民フォーラム」と「行徳野鳥観察舎友の会」のメンバーは、
猫実川下流域で採集した泥を展示し、参加者に触ってもらった。
三番瀬埋め立てに賛成している市川市や行徳漁協は、
「猫実川河口域はヘドロが堆積し、環境が悪化している」と盛んに主張している。
しかし実際には、猫実川河口域の泥は、ヘドロではなく、くさい臭いがまったくしない泥、
あるいはシルト(砂と粘土との中間の細かさを有する土)である。



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