埋め立てをやめるとき地球の未来像が開ける


三番瀬を守る署名ネットワーク 代表 大浜 清



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 「埋め立て計画は7分の1にしぼった」「影響は軽微になった」「泥質の干潟なんか埋めてしまった方がよい」「人工干潟で環境回復をはかる」「人工海浜で海へのアクセスをはかる」「だから埋めてもよいではないか」。こう言って、千葉県企業庁は三番瀬埋め立てにしがみついています。いま、計画は千葉県環境会議と環境調整検討委員会で審議中です。
 「行政と手を結んだ方がよい」「いま、開発側がヤーメタと言うと、三番瀬の環境は荒れたままほうり出されてしまう」。こう唱える人もいます。
 そうだろうか。無責任な議論ではないか。
 影響は本当に小さいのか。埋め立ててまでも土地が必要なのか。公害はどうなる。何よりも、こういう埋め立て理論は、今まで使い古してきたし、これからもやまないのではないか? 私たちは、これまでに、三番瀬埋め立て計画の白紙撤回を求める署名を22万人分提出しました。私たちはこう主張します。
 もう、埋め立てとはスッパリ手を切ろうではないか。東京湾は泣いている。今ある干潟や浅瀬をそっくり21世紀に残そう。そのうえで、これまでこわした東京湾の修復にとりかかろうではないか。  アサリの棲む砂地も、稚魚の育つ泥地も、ノリを育てる浅瀬も、烏の棲むなぎさも、みんな大切だ。これをつぶす高速道路は、もうたくさん。水を浄化する干潟をつぶして、大量の水を使い捨てにする流域下水道は、「環境の世紀」にふさわしくない。
 「埋め立てをやめる」。こう決意した時にはじめて、新しい地球の未来像が開ける。私たちはそう確信します。
 私たち「三番瀬を守る署名ネットワーク」の構成団体は、すでに下水道計画、まちづくり計画、港湾計画などにかんする意見と対案を県に出しています。提案は今後も続く予定です。
 また4月7日、22名の有志は、千葉県の漁業権補償事前バラマキによる56億円の利息負担支出に対して監査請求を提出しました。ヤミの金で漁民を操るやり方は許せません。彼らのやり方は、漁民の味方づらをしながら、漁民を埋め立ての泥沼に追い込むものです。目先の利権で動かす「公共事業」は許せません。この監査請求は、やがて差止め請求、知事・企業庁への返還請求訴訟へと続くでしょう。御支援をお願いします。
 署名の次なる目標は30万です。ぜひ拡大にいっそうのご協力をお願いします。
 みんなで守ろう 東京湾! 東京湾はみんなのもの!

(2000年5月)



  2000年5月18日現在の署名数:23万7497名





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