人間から見たらただの泥地でも、

そこには数知れない命が息づいています

〜言葉を持たない小さな生き物の代わりに訴えます〜


小櫃川河口・盤洲干潟を守る連絡会 北沢真理子



トップページにもどります
「主張・報告」にもどります
特集「市民調査」にもどります
特集「人工干潟」にもどります


 「小櫃川河口・盤洲干潟を守る連絡会」の北澤真理子さんは8月19日、三番瀬「海域小委員会」に対して以下の意見書を提出しました。



意 見 書



 千葉県知事 堂本暁子さま
 三番瀬円卓会議海域小委員会のみなさまへ




 私たちのふるさと千葉に残されたわずかな干潟、三番瀬を守るために叡智を寄せ合っていらっしゃる皆さまの会議に、大いなる期待をもって見守っている県民の一人です。

 私は小櫃川河口・盤洲干潟を守る連絡会に所属し、三番瀬と盤洲干潟を、旅鳥たちの貴重な命の鎖としてなんとか守っていきたいと考えています。
 盤洲干潟は、日本有数の原風景を残した広大な干潟ですが、かつては千葉のどこにでもある風景でした。長い地球の営みから作られたこの貴重な干潟も、ホテル、子供用遊戯施設の建設予定など、自然を金もうけにしたい人々が群がってきています。

 私は、干潟に棲む言葉を持たない小さな生き物の代わりに皆さまに訴えます。人間から見たらただの汚い泥地でも、野草の茂った草むらでも、そこには数知れない命が息づいています。そしてその命たちは地球上の全ての命の連鎖の底にあり、言葉を持たない生き物たちが棲めない地球は、人間もまた住めない地球になるということを。

 昨日オーストラリアに住む友人から手紙が来ました。三番瀬から来るmigratorybird を見にwelland に行きますと書いてありました。世界が、このわずかな点のような三番瀬を注目しています。しかし、この点こそ、人間を含む多くの命のために大きな存在意義があります。
 もうこれ以上干潟や海に人の手を入れず、自然の大いなる力に委ねていただきたい。
 千葉県が、本当の意味で海を守る姿勢を打ち出すことをお願いいたします。

 2002年8月19日

北澤真理子





猫実川河口域にはアナジャコも多数生息




★関連ページ

このページの頭にもどります
「主張・報告」にもどります
特集「市民調査」にもどります
特集「人工干潟」にもどります

トップページ | 概 要 | ニュース | 主張・報告 | 行政訴訟 |
資 料 | 催し物 | 干潟を守る会 | 自然保護連合 | リンク集 |