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釣りに出かけると、餌取りと言われる「クサフグ」などが岩場に投げられ干からびていたりします。しかし、よく見ると愛らしいこの餌取りと言われる小魚達を、いつか飼育してみたい・・と思っていました。それでたまたまキス釣りで釣れたクサフグを生かして持ち帰り、飼育することにしました。
あまり飼育の知識のないまま水槽やらなにやらを揃え、インターネットなどで検索しながら始めたのが以下の飼育です。・・・とは言ってもものぐさな私、初歩的かつごく簡単な方法ですので、あくまで参考程度にしていただきたいと思います。
飼育の準備
最低限、以下の物を準備しましょう。
| 水槽 | 出来れば何種類かを飼えるように、45センチ以上をお勧めします。60pでも2000円程度で販売しています。 |
| 海水 | 海が近くであればマメに海水を汲み取るのが良いかと思います。しかしそのような環境にない人は人工海水をお勧めします。 天然海水は使用する前に遮光保存をして濾過をし、紫外線ライト等で殺菌しないと雑菌が繁殖します。※・・・と飼育書に書いてありました。 ちなみに私はテトラマリンを使用しています。これはカルキ抜きも入っているのですぐに使用できます。 海水は月に2度程1/3程度交換しています。 |
| 濾過器 | 海水用の濾過装置が基本ですが、淡水用でも大丈夫です(私は淡水用上部式濾過装置を数年間使用してますが大丈夫です)。 上部式と底面濾過装置がありますが、底に砂利や砂を敷き詰めたい方は出来るだけ底面濾過をお勧めします。 上部式濾過のみで底に砂や砂利を敷き詰めると、汚れが底にたまり亜硫酸やアンモニアが多く発生し、海水魚に良くありません。。 60p以下の場合はテトラワンタッチフルターなどで十分です。私は4年間使用してました。 磯の生物を飼育するのであればそう神経質になる事はないと思います。 |
| 海水比重計 | 定期的に塩分濃度を測定します。比重計は2000円以内で購入できます。 特にヒーターを使用する冬期間は海水が蒸発しやすく、塩分濃度が上がりやすいのでまめに測定します。 私はディープ・シックス海水比重計(1680円)を使用しています。(写真下) |
| エサ | 幼魚は警戒心もないので、テトラマリンなどでも大丈夫ですが、少し成長した魚は警戒心が強くなかなか補食しないために、ゴカイ・オキアミなどの自然に近いエサを与え、徐々に配合飼料に切り替えていきます。 |
| ヒーター | 冬場に使用します。少し高価ですがサーモセンサー付きが重宝します。3千円前後で購入出来ます。 |
| 病 気 | 私の場合ですが、クサフグが白点病や尾腐れ病になりやすかったです。他の魚は今のところ大丈夫です。 尾腐れ病の場合は「エルバージュ」を水で薄めてハケなどで患部に塗って様子を見ます。魚自体の体力があれば「淡水浴」との併用も有効でした。 白点病の場合は「ザ・銅イオン」を海水に溶かして使用しますが、容量を守って使用して下さい。出来れば別の水槽での隔離治療が良いです。 各薬品とも、大きなペットショップなどで購入出来ます。 |
| 高温対策 | 夏場は水温が上昇し30℃以上になることがあり、飼育魚にとっては大敵です。クーラーは高価なので購入できない方(私もです)はエアレーションの数を増やすと数℃水温が下がります。私は夏場には2つ増やします。 また、凍らせたペットボトルを入れるのも効果的です。 |
| その他 | 個体の大きなカニ(ガザミ・イシガニ等)は泳ぎがうまく、魚類などは簡単に捕まえて食べてしまいます。スズメダイやカワハギなど動きの早い魚でもいとも簡単に捕まえてしまいますので、同時飼育はしない方が良いです。 また、魚同士でも相性があるので、よく観察して下さい。 さらに適度の流木や石を置き、魚の隠れ家を作ることも必要です。 |
私の水槽は立ち上げ時は総額で1万円くらいでした。
ただし、フィルター・エサ代・人工海水などのランニングコストは毎月かかります。
比重計にはいろいろ種類がありますが、私を含めた初心者の方には右の様なカップ式の割れにくく、測定しやすい物が良いです。

エサ
採集直後のエサは、基本的にテトラクリル(乾燥オキアミ)をそのまま与えるか、ちぎって与えます。
※食べない場合は生オキアミを与えたりします。
慣れてきた頃にテトラマリンに切り替えます。テトラマリンには大粒・小粒・フレーク状の物があります。
この中でもフレーク状の物を海水魚は好んで食べるようです。
※ヒトデなどには釣ったアジやサヨリなどを冷凍保存して、小分けにして与えてます。(生魚であれば何でも食べます)
詳しくは飼育日誌をご覧下さい。
広い海で泳いでいる魚を狭い水槽で・・と言う人もいますが、身近な自然を知ることが環境保護の第一歩であると考えてます。
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