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(ラッセル,1932年11月2日)
 知的な人間の道徳感情で、いわゆる「慈善」に関してほど変化したものは他にない。乞食の窮乏の様子がうそでないとわかれば、喜捨(ほどこし)を拒否することは困難であるが、喜捨の行為は心地よいものではなく、思わず赤面を誘う。つまりそこには不可避的に、誰もが乞食をする必要を感じないように社会は作られていなければならない、といった反省が伴う。従って、喜捨をして自己満足を感ずるどころか、自分たちは一部の人達をこのような窮乏と屈辱的な境遇にしてしまう体制で得をしていると感じて、社会的良心が痛むのを覚える。
「老化(ラッセル,1931年8月27日)」

 我々はいつも'変化'は必要なのだ、と口癖のように言うくせに、そのことを頭の中では分かっていても、現実における変化には耐えられない。それゆえに、年取った急進派は、彼が無力であるかぎり幸せであり得る、という悲しい身の上にある。彼はこれまでずっとやってきた行いを、変革の唱道を含め、ほとんど一切やめることはできないが、変革の実現自体はもちろん含まれていない。
 

「国家と戦争(ラッセル,1932年8月24日)」

 アインシュタインのような人が、戦争に関する自明な真理を世間に向かって説いているのに、世間は耳を傾けない。アインシュタインの言うことが難しくて分らないかぎりでは、彼は賢明な人物だと考えられるが、彼が万人の理解しうることがらを述べると彼の知恵はもう駄目になったと考えられる。この種の愚行において、指導的役割を果たすのが、各国の政府に他ならない。政治家は政権にしがみついていたいために、自分の国を破滅に導いても構わないと考えるらしい。これほどの邪悪さは容易に想像できない。
『ラッセル自伝』から

> ペンブローク・ロッジには、11エーカーの庭があったが、その大部分は荒れるがままに放置されていた。この庭は、18歳の年齢に達するまで、私の人生において非常に大きな役割をはたした。庭から西方に向けて、エプソン・ダウンズからウィンザー城にいたる広大な眺望があり、その間にはハインドヘッドの丘とリースの丘があった。
 私は広大な地平線や視界を遮るものがない日没の光景を見慣れて成長した。そのため、それ以来ずっと、その両方なしではけっして幸福に暮らすことはできなかった。
(掲載日:2006.12.12 更新日:2010.6.20)