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夢を見た
夢を見た。
しがない羊飼いの僕が王子になって眠りの森の美女にKISSする夢。
寝起きの彼女の口は臭かった。
その日は何故かツイていて、宝くじが当るわ三木谷さんが楽天くれるわ(イーグルス込み)孫さんがYAHOO株を全部くれるわ自民党が総理に指名してくれるわ近所のおばちゃんがうまい棒くれるわで、もうウハウハのゲハゲハ。
という夢をみた僕は長年付き合った彼女に求婚した。
「まりっぺ、僕と結婚してくれ」
「私、あなたのそのセリフをずっと待っていたのよ。付き合ってからずっと」
「待たせてごめんよまりっぺ。たくさん子供作って明るい家庭にしようね!」
そんな僕らは72歳。付き合い始めて50年目。
という夢を見た僕は聖戦のために自爆テロを敢行する勇敢な戦士。ターゲットはアメリカ中のトイレだ。人類の排泄物であるアメリカ人に排泄行為をする権利は無い事を命懸けで証明しよう。聖なる戦士は戦死を恐れないのだ!
ただ最近気付いたのは全てのトイレを壊すには我々全員の命があっても足りないという事。正直困った。アメリカデカすぎ。
という夢を見た僕は恋に焦がれる一人の男。片思いの彼女の幸せ祈り今日もこうしてお百度参り。丑三つ時は恋敵の藁人形に五寸釘。休みの日には神社に出向き恋愛成就のお守り買い占め。求愛スパムメールを一日5000通送信。彼女の身に危険が及ばないようにと盗聴器や隠しカメラで監視する毎日。真摯な願いが彼女に通じデートの呼び出し出向いてみれば、そこは法廷。僕は被疑者。身に覚えなど御座いません。
という夢を見た。いや、夢であって欲しい。僕は無実だ!
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