ぱらだいす金魚index>ぱらだいす金魚〜ベランダ金魚

ぱらだいす金魚〜ベランダ金魚

ベランダ金魚とは?
言葉の通り「ベランダで飼っている金魚」のことです。
アパートやマンションなどの集合住宅や、賃貸なので庭に池を掘ることが出来ないとか、 池を作ることが出来ない理由はさまざまです。 池はないけれど金魚を外で飼いたい!という希望を叶えてくれるのが、このベランダ金魚なのです。
ベランダに水槽を設置して金魚を飼うことで、外飼いの雰囲気も楽しめますし、 庭に出るよりも手間がないので金魚の観察がしやすいという利点もあります。

「他人に迷惑をかけないこと」、そのルールだけは必ず守りましょう。
ベランダ金魚の条件
一番重要なことは、ペット飼育可能であること。
賃貸や集合住宅では、魚も含めてペット禁止の物件もあります。 家の中なら大丈夫でもベランダで生き物を飼うことを禁止しているところも多いでしょう。 こういうところでは、残念ですがベランダ金魚は諦めましょう。 ルールを破ってまで金魚を飼うのは、飼い主にとっても金魚にとっても不幸なことです。

集合住宅では、ベランダに避難用脱出口が設置されていることが多いと思います。
ベランダが複数ある場合は脱出口の無いベランダで、 脱出口のあるベランダの場合は、必ず脱出口の邪魔にならない場所に水槽を設置します。
(あまり無いとは思いますが)排水口の無いベランダには、水槽設置はおすすめ出来ません。 水換えや万が一の水槽破損のことを考えると、やはりベランダ金魚は諦めた方がいいでしょう。

あまり日当たりが良すぎるベランダや、エアコンの室外機があるベランダも、 水槽設置は難しいかもしれません。雨や雪が直接吹き込む場所も避けます。
水槽・金魚の選び方
水槽は大きければ大きいほど手間がかかりません。
室内と違って、気温差が激しいこと、電源を取ることが難しいことなどを考えると、 最低でも60cm水槽は欲しいところです。 ベランダの作りにもよりますが、室内よりもポンプ等の音が響くので、 濾過装置やエアポンプはなるべく使わずに済むよう、金魚の数は少なめに。

金魚はなるべく丈夫な品種を選びます。大きめの水槽とはいっても、 本物の池に比べればどうしても水量が少なくなりますので、繊細な品種は難しいと思います。 もちろん、金魚飼育に慣れていれば、どの品種でも問題ありません。
おすすめは、やはり和金・コメット・朱文金。すいすい泳いでいるのを上から見るのは楽しいものです。

参考までに、わらみー宅では90cm水槽に金魚4匹。金魚が小さい時は9匹飼ってましたが、 病気で死なせてしまったり猫やカラスに取られたりしてこの数になりました。 品種の内訳は、朱文金×1、琉金×1、三色出目金×2。 水槽飼育とはいっても上から観察することが多くなりますので、 赤っぽい金魚の方が見やすいかなと。もちろん好みの問題もありますが。
室内で飼うよりもやや成長が遅めになりますが、 日光を浴びているせいか外飼いの方が色がきれいなような気がします。
日々の世話
あまり手をかけすぎると病気になりやすいような気がするので、 室内飼育よりもやや放任主義がいいかと思います。 もちろんただ放っておくのではなく、毎日の観察は必要です。
餌は一日置き、水は減ったら足す、葉っぱなどのゴミが浮いていたら取り除く、 その程度のお世話が丁度いいと思います。 水換えは三ヶ月に一度程度、底に溜まった泥などを取り除いてから、半分ほど水を入れ替え。

水槽アクセサリーは、どうしても入れたい場合は陶器の浮き玉が似合うかも。
水草は、金魚が泳ぐ邪魔にならない程度に多めに入れると良いでしょう。 水質悪化を遅らせる役目もありますし、猫やカラスに狙われた場合の金魚の隠れ家にもなります。
カボンバやアナカリス等、手間がかからずヒーター不用の水草を選びます。 あまりちまちまトリミングするよりは、自然に増えるに任せた方がいいと思います。 カボンバがぶわっと繁殖しているのを上から見るのも、また楽しいものです。
ホテイアオイ(冬は枯れてしまいます)や睡蓮は、室内よりの外飼いの方が似合うかもしれません。
おやつ代わりにもなる浮き草は、別水槽で増やしてからちょっとずつ金魚のいる水槽に入れます。 ボウフラがわくと近所迷惑になります(金魚がいる水槽では金魚が食べてくれます)ので、 浮き草水槽でメダカなどを飼っておくのもいいかもしれません。

外で飼っていて心配なのは外敵です。
猫やカラスは、水槽の水を少なめにしておくことで被害が防げるようです。 水槽のふちから15cm程度水面を下げておけば、まず取られることはありません(体験上ですが)。
カエルやトンボ、タガメやミズカマキリなどは、見つけたら水槽から出してしまいましょう。 飼育したい場合は別水槽で。
最後に
利点もあるベランダ金魚ですが、やはり、室内飼いより気をつかう事も多いかと思います。 自分の家の中だけではなく、近所への気配りも必要です。例え規約で許可されていても、 苦情が一件でもあったら水槽を室内に引っ込めましょう。
また、どの地域でもベランダ金魚が可能かどうかはわかりません。 わらみーは南関東在住なので、夏は夕方に水を少し足して水温を下げるくらい、 冬は雪よけの簾を付けるくらいですみますが、お住まいの地域によっては、 通年でのベランダ飼育は難しいかもしれません。その辺りは臨機応変に、 厳しい時期だけ室内飼育に切り替えるなどの対応が必要です。

それでも、ベランダに金魚がいる生活は、なんとなく心が和んでいいものです。
ぱら金index