俳句プラスドローイング

2000年11月のバックナンバー

如月美樹+加藤龍勇
Miki Kisaragi+Ryoyou Kato


11/01 第129号 睡(ねむ)りても揺るる猫の尾野分来る

11/02 第130号 刻みてはじやがいも幾千にも増やす

11/06 第131号 一粒の問い飲みこんで冬を待つ

11/07 第132号 行く秋の泥の上なる羽毛かな

11/08 第133号 跳ね返す羽根もろともに冬に入る

11/13 第134号 行間の饒舌冬の来りけり

11/14 第135号 一番に当選したる神無月

11/15 第136号 初冬の指を汚せしチョコレート

11/16 第137号 ボジョレーヌーボー東京の月明り

11/17 第138号 キー叩くごとに夜の明け冬の雨

11/20 第139号 白息の出さざる声の形せり

11/21 第140号 冬北斗呼び止められて振り向かず

11/22 第141号 かまど猫口中に詩を転がしぬ

11/24 第142号 バス降りて小春の街にまぎれけり

11/27 第143号 山茶花(さざんか)や明日また通る道ならず

11/28 第144号 死の話少し冬木に囲まれて

11/29 第145号 初霜や切符にひらくパンチ穴

11/30 第146号 冬の東京に重機の林立す


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