俳句プラスドローイング

2000年7月のバックナンバー

如月美樹+加藤龍勇
Miki Kisaragi+Ryoyou Kato


7/03 第56号 寝ころんで金魚を宙に泳がしむ

7/04 第57号 タイプミス増えて激しき夕立(ゆだち)かな

7/05 第58号 いけにへを捧げし神話雷来(かみなりく)

7/11 第59号 水無月や掃いては逃げる綿ぼこり

7/12 第60号 夏の夜の記憶封じるガムテープ

7/13 第61号 七月や青ばかり減る絵の具箱

7/14 第62号 日盛に烏(からす)の落す羽ひとつ

7/17 第63号 夢いまだかなはぬ夏の月隠る

7/18 第64号 梅雨明の海に光の数いくつ

7/19 第65号 朝焼のなかなか尽きぬ石畳

7/21 第66号 海の日の襖(ふすま)静かにすべらせて

7/24 第67号 白く長く街の伸びたる大暑かな

7/25 第68号 香水の香の入り混ぢる会議かな

7/26 第69号 天瓜粉(てんかふん)しばし待たせておく返事

7/27 第70号 巻き舌の同時通訳蝉しぐれ

7/28 第71号 工事現場に風鈴の吊るさるる

7/31 第72号 裸足(はだし)なる足の裏にも相ありぬ


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