俳句プラスドローイング

2000年5月のバックナンバー

如月美樹+加藤龍勇
Miki Kisaragi+Ryoyou Kato


5/01 第19号 行く春の色さまざまに薬味皿

5/02 第20号 一計を案じることも春の夢

5/08 第21号 夏兆す肌に石鹸すべりきて

5/09 第22号 初夏や体内に血のほとばしり

5/10 第23号 夏に入る牡牛座に星集ひきて

5/11 第24号 つつじが目印街を迷路と思ふなら

5/12 第25号 母の日のするりと抜けししつけ糸

5/15 第26号 ていねいに洗ふ大皿緑さす

5/16 第27号 アスファルトに矢印白き薄暑かな

5/17 第28号 えごの花開けば海の匂ふ窓

5/18 第29号 ため息を大気に返す鉄線花

5/19 第30号 衛星の飛び立つ記憶実梅落つ

5/22 第31号 卯の花腐し安産の神といふ

5/23 第32号 扇風機うはさ話をかき乱す

5/24 第33号 薫風や心音探る聴診器

5/25 第34号 夏めくや等圧線の縞模様

5/26 第35号 出発の笛高らかに夏つばめ

5/29 第36号 夏雨や膝に広げし世界地図

5/30 第37号 青葉風まだ濡れてゐるポラロイド

5/31 第38号 夏帽子飛ばす鳥の目持たざれば


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