ADSL接続の速度チューンナップ
『ADSLやのにぜんぜん速度出ぇへん!』ってゆ〜時は、いろいろ要因が考えられるんやわ。 そんな要因を改善して、んで使ぉてるパソコンの設定を最適化することで、快適なADSLの速度改善が期待できるかも知れへんやろ。
ADSLの速度が出ぇへん原因?
・接続先サーバーまでの経路、サーバー自体が混雑している・・・
Webを閲覧したり、ファイルをダウンロードしたりしてる場合は、目的のデータのあるサーバーに接続せんなん。 この接続先の相手サーバーまでのバックボーンが細いとか、回線が混雑しているとか、サーバー自体にアクセスが集中して処理能力が低下している場合は、当然の事やけどデータの転送スピードは遅ぉなるわな。
・ 電話回線の品質低下?
ADSLは普通の電話回線を使ぉてデジタル信号を流してるから、電話局との距離が長ぉなるほど信号が減衰してまうんやね。 んで正しいデータ転送が出来んよぉになって、結果的に接続速度が低下するってことなん。 それに、距離が長ぉなればその分電話線に混入するノイズの量も大きぃ(よぉけぇ)なってまうやろ。
家の中の電話回線についてもやで、ディスプレーとかスピーカーなんかの周辺機器やら、電子レンジとか冷蔵庫なんかの電化製品、他にもADSLモデム周りの蛸足配線とか?家の中にはノイズの発生源がよぉけあるやろ。 ADSLを快適に使うんには、出来るだけこれらのノイズの影響を押さえんとあかん。 それから「スプリッタ」や、電話等で使われる信号とADSL信号を分離する役割してるのに、分離がちゃんとされてないトコに機器を接続すると、接続速度が極端に低下するんは勿論、電話使ぉてるとインターネットに接続できんよぉなったりするで「接続方法」が間違ぉてないか確認せなあかんで。
・アプリケーションやネットワークの設定がADSLに対応してない
速度低下の要因となるんは回線状態だけやあらへん。使ぉてるパソコンにインストールされてるソフトとか、ブラウザやOSのネットワーク設定がADSLに適してなくて、結果速度が低下してまう場合もあるんやわ。
アプリケーションに関しては、特にウイルス監視ソフトとかのネットワーク監視系ソフトなんかが、ADSLによる高速転送で送られてきたデータ(パケット)に対してチェックする際の処理が間に合わんかったりして、それで速度が低下してまうことになるんや。
MediaPlayerなんかでストリーミング再生する場合、使用する回線の帯域幅がちゃんと設定されてへんかったら、転送速度が低下してまうし。
ブラウザやネットワーク設定が適切やなかったりすると、データ(パケット)の受け渡しに無駄が出てしもて、これが原因になって転送速度が低下するんやわ。(TCP/IPの設定をADSL用にする事で速度もちょっとは向上するで)
・リンク速度について
ADSLモデムとNTT局側のADSLモデムが接続されてるときは、回線の状態に応じて『リンク速度(モデム接続速度)』が自動的に決定されるんや。 このリンク速度を超えてデータ転送がされることが無いんは当たり前やけど、回線の状態が悪い(ノイズなんかの影響を受けてる)場合にもリンク速度は低ぅなってまうで、当然通信速度も低下してまうんや。 でも、リンク速度がいくら高ぉても、1番初めの項目みたいに相手サーバー側に原因がある場合は通信速度が上がらへん。リンク速度自体が低い場合は、回線の品質を向上させるよぉな工夫することで、リンク速度を多少は向上させることができるで。
回線状況の改善
・スプリッタをちゃんと接続する
電話機やガスの検針器がスプリッタの手前に取り付けられてる場合、スプリッタを通した後に接続するようにするんがえぇ、電話用信号とADSL信号がちゃんと分離されて接続が安定するさかいにな。 (ガス検針器とかを、スプリッタの後ろに接続し直すのが困難な場合は本職の人に相談やねぇ。) スプリッタの後ろは必要最低限の機器だけを接続しよな、FAXとか複数の電話機とかダイヤルアップモデムなんかが接続されてると、信号が劣化したりノイズの原因になるで。
・電話線の配線をなるべく短くする
保安器-スプリッタ間、スプリッタ-ADSLモデム間の配線をなるべく短ぁしたほうがえぇんやわ。 電話線は元々ノイズが載りやすい構造やから、電話線を長ぉ引ぃたら混入するノイズ量も増加するやろ。 パソコンとスプリッタの距離が離れている場合は、スプリッタの近くにADSLモデムを設置、ADSLモデム-パソコン間を長いLANケーブルで接続する方がえぇし、無線LANも有効(?)かも。 ADSLモデムとパソコンの距離を離すことで、パソコン周辺機器からのノイズの影響も押さえることができるで。(「ツイスト・シールド」ってノイズに強いモジュラケーブルもちょっとは効果ありかも?)
・ADSLモデム周辺のノイズをできるだけ遮断
ADSLモデムは電源からのノイズの影響も受け安ぅて、電源が蛸足配線されてる場合は他の機器からのノイズの影響を受けてまうで。 それに複数の機器に電源が分配されると、電源供給が不安定になるって欠点もあるんや。 ADSLモデムの電源は、なるべく蛸足配線をなくしたり直接コンセントに接続するようにしたほうがえぇで。
ADSLモデムをパソコンの周辺に設置してると、ディスプレーなんかから発生するノイズの影響も受けることもあるし、それ以外でもADSLモデムに繋がる回線が電子レンジや冷蔵庫などの家電製品の近くにあるんなら、それらから発生するノイズの影響も受けてるってことになるな。 ADSLモデムを設置したり、配線する場合はこんなんに注意せなあかんで。
アースが利用できる場合は、ADSLモデムをアースと接続したほうがえぇで。ADSLモデムの電源が安定してデータ信号のやり取りがスムーズになるさかいな。
・その他の速度改善方法
電話線は、家の中にある保安器を通って配線されてるやろ。 この保安器のヒューズが影響して接続速度が低下しているという場合があって、ヒューズを適当なものに替えることで速度が向上したって例があるらしいんやわ。(注意:保安器の調整はNTTによる有償工事やけどな。)
家の中で電話線を分配して使ぉてる場合(複数の部屋に電話線が通ってて、実際に機器をつないで使ぉてる場合)は、分配先の機器のノイズひろて回線の品質を低下させてる可能性もあるで。 複数の電話等の機器をつないで使ぉてる場合は、コードレスなんかを利用するとかして、使用する回線を減らすようにするとえぇよ。
電話線にノイズフィルター(フェアライトコア)を付けることで、ノイズ成分を除去することもできるで。 これで速度が向上したって例があるらしいけど、適切なもんを使わんかった場合、物によっては(主に高周波をカットするタイプのもの)ADSL信号にまで影響出てまうもんがあったりして・・・この場合、逆に速度が低下することになりかねへん。
・電話局から家までの電話線の品質が悪い場合
希望したら、NTTに調査および調整工事を依頼することができるんやけど、この調査と工事「数万円の費用負担」が掛かる上に、工事の結果で速度が改善される保証があらへん。(そんな不利な「賭け」はできへんわなぁ)
パソコンの設定を最適化する
使ぉてるアプリケーションやパソコンの設定が原因となってる速度低下への対策やで。
・ネットワーク監視系ソフトの修正ファイルを探してみる
ネットワーク監視系ソフトが原因と見られる場合、メーカーのホームページとかに対応方法が掲載されてる場合があるんやわ。 「UpDate」やったり「修正データ」やったり・・・ちょっと探してみたらえぇやろ。
・アプリケーションの帯域幅の設定をする
MediaPlayerなどのアプリケーションを使ぉてる場合、「帯域幅や接続速度の設定」とかを「512kbps DSL/ケーブル」などに設定してる場合は「T1/LAN」などに設定を変更してみるとえぇで。 接続方式は確かにDSLやけど、この設定では接続速度が512kbpsまでになってしもてるからな。
・RealPlayer 8 Basic の設定方法
「表示メニュー」から「環境設定」を選択して、環境設定画面を表示。
「接続」タブをクリックして接続の設定画面一番上「帯域幅」って設定項目の「標準帯域幅」の設定を「T1/LAN」に設定。
次は「最大帯域幅」の設定を「10Mbps LAN」に。OKボタンを押して設定を完了。
・Windows Media Player 7 の設定方法
Windows Media Player 7 の場合、デフォルトの設定で接続速度の設定が自動的になってる。ここを手動で設定している場合は、自動設定の状態に戻す。
「ツールメニュー」から「オプション」を選択、オプション設定画面を表示。
オプション設定画面から「パフォーマンスタブ」を選択。
「速度設定」という項目で、「接続速度を自動検出する(推奨)」を選択。
これでソフト側で自動的に接続速度を検出して、それにおぉたデータ転送が行われるようになるで。
OKボタンをクリックして設定を完了。
・余計なプロトコルを削除する
「コントロールパネル」-「ネットワーク」から削除することができるで(Windows98の場合)。 インストールされてるプロトコルなんかは、「ネットワークの設定」タブの「現在のネットワークコンポ-ネット」で確認することができるさかいな。 ファイル共有とかを利用せぇへんなら、NetBEUIやIPXは必要あらへん。 インストールされてる場合は削除して構へんで。
(Windows2000は、NetBIOS over TCP/IP(NBT)がデフォルトで有効になってるけど、これを無効にする事で速度が改善される事があるかも知れん。)
・IEの「LANの設定」-「設定を自動検出する」をオフにする
IE5.0の場合、「ツールメニュー」から「インターネット オプション」を選択して設定画面を起動。
「接続タブ」をクリック。画面の下の方に「ローカル エリアネット ワーク(LAN)の設定」という項目があるんさかい、「LANの設定」ボタンをクリック。
「ローカル エリアネット ワーク(LAN)の設定」という画面が表示されたやろ、「自動設定」項目のトコに「設定を自動的に検出する」ってチェックボックスがあるさかい、このチェックボックスをオフにしてな。
OKボタンをクリックして設定を完了。
・「ネットワークメディアへの接続を検出する」を無効にする(WindowsME)
デスクトップ上の「マイネットワーク」のアイコンを右クリック、「プロパティ」を選択。
「ネットワーク」画面が表示されるさかい、「現在のネットワークコンポーネント」から「TCP/IP」を選択、「プロパティ」ボタンをクリック。
「TCP/IP のプロパティ」の画面で、「IPアドレスタブ」を表示させて、「ネットワークメディアへの接続を検出する」という項目にチェックがついている場合は外して。
OKボタンを押して設定を完了。
・MTU、RWINの設定値を変更する(「少々ややこしてもやるで!」って人・・・(ΦωΦ)フフフフ )
TCP/IPに関する設定、MTU(Max Transfer Unit:パケットサイズの上限を決めるパラメータ)やRWIN(Receive Window
Size:相手先への応答なしに無条件にデータを受け取ることができるバッファの量)についての設定を最適なもんに変更する事で、接続速度が向上することもあるで。 この方法はシステム自体をカスタマイズするもんやから、するんなら自己責任で充分注意してやってな。 普通はレジストリ操作で変更するんやけど、フリーソフトとかのツール(Dr.TCP(Win)、NetTune(Win)とか)があるさかい、こんなんとかを利用すると比較的簡単かも知れへんで。 自分でやってみる?→MTUとRWINの調整方法