2005/01/08 更新
以下に、Zope関連の書籍について、私のわかる範囲での解説をします。多くの人の意見を聞いたものではなく、基本的に私の独断ですので、私の誤解も多々含まれている点はご了承ください。
ちなみに、日本語で読める書籍も徐々に増えてきましたが、まだまだ、日本語の書籍だけで十分と言った状況にはありません。
| ZopeBook(英語) | Zopeについて、入門から簡潔にまとめられている本です。 私の持っているのは、初版で 2.4.xがベースになっているものですが、基本的に最新の版のものが Webで見られます。Zopeのバイブルとよく言われていて、少ないページでよくまとまっているので、英語が苦手な方もがんばってみる甲斐はあります。 |
| Zope技術入門 | ZopeBookの翻訳本。ただし、原著の版がやや古く(2.4.x) zpt(Zope
Page Template)の解説がないのが残念です。 訳については、可もなく不可もなくといったところですが(訳本っぽい文体になってしまっていますが、やむをえない範囲でしょう)、日本で使う場合の事情についての訳注もなく、可能であれば是非、英語版(ZopeBook)を読まれることをお勧めします。 |
| Zope Bible(英語) | ZopeBookはよく「Zopeのバイブル」と言われますが、実は「Zope
Bible」という本が別にあります。この本は、Zopeのインストールをしたら、いきなり
Productを作るという、一見無茶な構成になっていますが、比較的わかりやすく、私は非常に役に立ちました。 ベースにしているバージョンも 2.5.0で、比較的新しいので良いです。 |
| Zope Bible | 上の Zope Bible の翻訳本です。私は、(英語版を買ってしまったので)買ってませんが、これから買う人は、こちらを読めば良いでしょう。ただし、文字が小さいです。 |
| Zope: Web Application Development and Content Management(英語) | ZopeBookを読んだ人が、次に読むことを意識した本です。(欧米人に)良く使われているプロダクトのインストールの仕方や使い方が、かかれていて、以前は「ZopeBookの次に読むのには良い」と思っていたのですが、いろいろな本を読み比べてみると内容が中途半端なので、今はあまり人に勧める気になれません。 |
| Zope Web Application Construction Kit: Web Application Construction Kit(英語) | CMFについて、割と丁寧にかかれています。また、CMFを使った例がいろいろ出ています。第5章がCMFの入門になっているのですが、CMFのサイト
http://cmf.zope.org
で見ることができます。(http://cmf.zope.org/Members/beehive/ZWACKChap5.html) ただ、ベースとなっているZopeのバージョンが古い(2.3.x)のでお勧めはしません。 |
| Zopeガイド | 日本語オリジナルの内容のZope本です。 Zope 2.5.1 をベースに、インストールや、必要な日本語化の手順について逐一かかれているので、 「Zopeを使ってみる」という意味での入門書にはちょうど良いと思います。 Appendix に ZopeBookの DTML Referenceと Page Template Referenceがついているのは役立つと思います。 しかし、プログラマの私としては、プログラミングについての説明がやや手薄ですし、2.5.1に対するHowToものという感じで、(Zopeのバージョンが新しくなるにつれ)内容が古くなってしまいそうです。(どこらへんが古いかは、Zopeガイド差分情報を見て下さい。) これ1冊で Zopeでいろいろできるようになるのは難しいと思います。ただ、安いので買ってみてもよいでしょう。 |
| The Book of Zope(英語) | 一応、インストールから説明してあるが、初心者というより、よりプログラミング寄りの本です。 The Zope Book よりも前に出版されたので、対象になっている Zopeのバージョンが古い(2.3.xベース)のが残念ですが、 The Zope Book をよんで、「~したいときに、具体的にDTML/Python Scriptでどう書けばいいの?」と思ったときに参考になると思われる書籍です。 |
| Zope パーフェクトガイド | The Book of Zopeの日本語訳本で、訳は可もなく不可もなくといったところでしょうか。 新しいバージョンの Zopeへの情報や、日本語を使っていく上での情報が不足しているので、これだけ読んで Zopeを理解しようとするのは困難です。 「Zope 技術入門」なり「Zope Bible」なりの情報で予習をして、2.3と最新の Zopeの違いや、日本語情報をあらかじめ予習してから、さらなる情報収集のために購入されるなら良い書籍といえるでしょう。 |
| Python Essential Reference(英語) | これは、Zopeではなく Pythonの書籍です。 英語ですが、分量も少なく、よくまとまっているので、この本は私にとっては非常に役に立ちました。Pythonのバージョンが 1.x で解説してある書籍が多い中、この本は 2.1で説明してあるのも良いです。 Python テクニカルリファレンスという書籍は、この本の前の版のものの翻訳のようです。 |
| Python クイックリファレンス | 同じく Pythonの書籍です。 なんらかのプログラミング言語を知っていて、これから Pythonを学ぼうという方、是非買いましょう。もちろん、熟練ヘビ使いにもお勧めです。現状、日本語で読める Pythonの本で一番良い本だと思います。原著は Python 2.2 をベースにしているようですが、翻訳で、2.3 のためにさりげなく加筆してあるようです。 |
| Perlユーザのための Python移行ガイド | Perlで CGIを多く書いていて「はて?Pythonではどうするんだ?」という人が読む本。これだけで Pythonを習得するのは難しいので、最低でも Python自体の入門書はあらかじめ読んでおいたほうが良いでしょう。 |
| The Definitive Guide to Plone(英語) | Plone 解説本で、非常にすばらしいです。 星5つあげます。Zope/Python の前提知識を必要とせず読むことができます。 Ploneの使い方、カスタマイズの仕方の本ですが、CMFの勉強にもなります。 |